5月4日の日経新聞の朝刊に「日本一豊かな家計」はどこにある?という記事がありました。
答えは富山市だそうです。
富山は女性の常用雇用率が全国1位の66%。全世帯の6割近くが共働きだそうです。
日本では、家計に占める世帯主収入の割合が82%ですが、富山では62%。配偶者や他の世帯員の収入が大きい「多財布」家計なのだそうです。
記事は、典型的な富山の家庭を紹介しながら、富山の家庭は「総働き家族」で「子ども以外はみんな働く」というのが富山の価値観だという市長の言葉も載せています。
その価値観を時代に合わせ、守るために行政が後押しするとも言っておられます。
興味深かったのは、富山市は昨年から「運転免許証を返上すれば2万円給付」という制度を始めたらしいのです。
対象は65歳以上。
市が高齢者と若者の住まいの交換を仲介します。
高齢者は車が必要な郊外の一軒家を出て中心市街地に引っ越し、空いた家を子育て世帯に貸すというわけです。
所得に応じ月1万円の補助もあるようです。
1年で507人が免許証を返上し、市街地の人口も40年ぶりに増えたそうです。
私も常々、老後こそ交通の便が良いところに住み、文化、芸術にたやすく触れることができ、商店街、大きな病院、お役所などにもラクにいける所に住みたいと考えています。
高齢者に一軒家の維持は大変ですし、使う部屋も少ない方が掃除も簡単というものです。
私の場合ですが、のんびり田舎暮らしをしようものなら、することもなく、ただひたすらのんびり過ごしてしまいそうです。
記事の最後は、「今の日本でかつてのような大家族に戻るのは難しい。人口減を超え成長するために、働き、稼ぎ、消費する家計力を高めなければならない。」と締めくくっています。
2 件のコメント:
娘さんの結婚おめでとうございます。我が家は、いつになることやら
happyusamiさん
ありがとうございます。
娘の幸せを祈ってはいますが、寂しくもあります。
家族でいられる時間を楽しんで下さいね。
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