昨日の夕刊に中村雅俊さんの記事が載っていました。
中村雅俊さんといえば、私たち世代にとっては、青春そのものでした。
「俺たちの旅」の中のカースケ役は彼のイメージにピッタリでした。ドラマの最後に画面に流れる詩は、共感できるものが多く、勇気づけられたり、切なくなったり、頷いたりしたものです。
記事の冒頭には、
人生のゴールを意識したとき、人はもう一度純粋な気持ちで夢に向かう
と彼の言葉が書かれていました。
彼は、50も半ば過ぎると、意外と向上心が出てくると言っています。それは、人生のレスト(残り)がわかるからだと言っています。
彼はマラソンに例えると、35キロ地点を越えてゴールが見えてきたときのチカラの出方に似ているとも言っています。
私は、この人生のレストという表現に素早く反応してしまいました。
長女の独立、二女の結婚で、わが家の親子関係も新たな段階を迎えました。
子育て真っ最中の頃は、人生のレストなど頭をかすめることもありませんでしたが、夫婦2人の生活になった今、中村雅俊さんが言っていることに共感を覚えます。
興味、関心のあることは何でもやってみたいと思ってしまいます。
やれる状況のときにやらないと、自分だけではなく自分を取り巻く人や環境がどう変わるか見当がつかないからです。
いつか時間に余裕ができた時にとか、そのうち経済的にゆとりができたときにやろうと思っていると、その「いつか」や「そのうち」がゴール寸前ということもありうるからです。
私が今一番やりたいことは、何と言っても海外旅行です。
やり始めたブログに、旅行記のようなものを残せたら最高です。
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