今日の「とくダネ!」でパプアニューギニアが取り上げられていました。
「とくダネ!特捜部」というコーナーですが、「エイズが奪う未来」~南の楽園もうひとつの姿~というタイトルでした。
朝はテレビをつけながら家事をやっているので、じっくり腰を落ち着けてみているわけではないのですが、途中からあまりの悲惨さに画面に釘付けになってしまいました。
パプアニューギニアは、HIVの被害が深刻で、信じられない数の人が日々亡くなっていくそうです。
佐々木恭子アナウンサーが涙をこぼしながら、若いエイズ患者の母親の取材をしていました。
母子感染をした彼女の子どもは今にも息がとまりそうです。
病院のベッドで横たわるわが子をなすすべもなくさすっている母親は、わが家の二女よりも若いのです。
その若さで第一子をすでにエイズで亡くし、今また同じことが起きようとしています。
ドクターがインタビューの中で、母子感染を予防するためには、生まれてからすぐに母乳ではなく粉ミルクを与えなければならないと話していましたが、その若い母親は貧しさから母乳をあげるしかなかったと話していました。
ミルクを与えるにしても、衛生状態が悪く、安全にミルクを与えられないのです。
人々の家の中は粗末で、衛生的ではなく、このような状況の中で健康的ですくすく育つことは難しいと思われます。
この世に生を受けても、短い期間で終わりをむかえる子どもたちがここにはたくさんいるのです。
辛い映像ではありますが、日本の子どもたちにも見て欲しいと思いました。
生きたくても生きていけない子どもたちがこの地球上にたくさんいることを知り、生きていることに感謝してほしいと思います。
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