2007年10月31日水曜日

安心もおいしさ

赤福に続き、御福餅、太閤餅、静岡の安倍川餅とお土産業界はたいへんなことになっています。

北海道のミート社の社長が、偽装発覚当時、インタビユーで「この業界ではどこでもやっていること」と言っていました。

お菓子業界もしかりでしょうか。

今日、赤福が大好きな友達と話をしていたら、こんなことを言っていました。

スーパーで日数がたった牛乳やパンなど割引して売っているように、赤福も正直に製造日を記入して、多少お餅は固くても、あんこは風味が損なわれているかもしれないけど、製造後何日までは何とか安心して食べられますと表示して、お値打ち商品価格で売って欲しいと言っていました。

こんなに赤福が大好きな消費者がいることを忘れてはいけませんよね。

今日の新聞広告で見つけました。

タイムリーな広告ですね。  



美味しいものを味わうときは、余分な心配をせず、どっぷりとその味に浸りたいものです。

2007年10月30日火曜日

英語でしゃべらナイト 坂東眞理子さん

昨夜の「英語でしゃべらナイト」のゲストは、あの「女性の品格」の著者「坂東眞理子さん」でした。

著書が大ベストセラーになっているのは知っていましたが、彼女の顔や経歴はまったく知りませんでした。

彼女は、現在、昭和女子大学の学長を務めているそうですが、もとは総理府のキャリアだったとの事です。

そして、オーストラリア・ブリスベンの初の女性総領事となり、現地の人とのふれあいを通して多くのことを学んだと話していました。

昨夜の番組でパーティートークを勉強するコーナーがあったのですが、レギュラー陣が今ひとつ場の雰囲気にあった英語を話せないのを、坂東さんはかつてのオーストラリアの経験をもとにアドバイスされていました。

素晴らしい経歴の持ち主ですが、一見、普通の穏やかな中年女性に見えます。

ひとたび英語を流暢に話されると、もう次元の違う人だと思ってしまいます。

これは、英語コンプレックスというものなのでしょう。

私は、小、中、高、そして大学まで英語を勉強しましたが、実際に海外旅行ではろくに話すことができないし、聞き取ることもできません。

必要性がないからだと思いますが、よくよく考えれば情けない話です。

沢木さんの深夜特急の中でも、カブールの旅館の客引きの若者に沢木さんが馬鹿にされる場面がありました。

若者はアルファベットは全く読めないのですが、生活の中で憶えた分かりやすい英語を話し、沢木さんの英語をヘタだとなじります。

それで10年も勉強したとは信じられないという表情をして笑い出す場面がありました。

その若者にとっては、貧しくても生きて行くために、英語を話し欧米からの旅行客を1人でも多く勧誘しなければならないのです。

日本人の旅行者は上客らしいのですが、みな一様に英語が下手で困ると若者は話しています。

同じアジアの民族でも陸続きで他国との往来が可能な国と島国日本ではどこか違うのかもしれません。

深夜特急の時代から随分と年月が過ぎ、現代の若者たちは、海外留学や英会話スクールに行ったり、小学校でも英会話を学ぶ時代へと変わってきています。

日常会話くらい英語で話せると楽しいでしょうね。

2007年10月29日月曜日

花の首飾り リュ・シウォンさん

あのザ・タイガースの名曲「花の首飾り」を韓国の俳優リュ・シウォンさんがカバーしたようです。

彼は、韓国ドラマ「美しき日々」に出演し、日本でも一躍人気者になった俳優さんです。

いい人を演じるなら彼でしょうと確信します。

あの「冬のソナタ」のヨン様演じた「ミニョン」も、最初は彼にオファーがあったそうです。

よくぞ断って下さいました。

あの役はクールな面もあるので、温かさ100パーセントの彼ではちょっと・・・。

そんなリュ・シウォンさんにぴったりの歌ですね。



日本語が上手ですね。

この歌でますます彼のファンが増える予感がします。

先日、テレビ番組のトークで、韓国の実家の話をしていましたが、由緒ある名家の生まれのようです。

物腰の柔らかさや表情から育ちの良さが感じられました。

最近は、徳永さんのVOCALISTの大ヒットで、かつての名曲をよく耳にすることができてとても嬉しく思っていたのですが、またまた楽しみが増えました。

私のお気に入りブログの1つ、現役高校生のブログの中の「名曲鑑賞教室」というコーナーには、「待つわ」「異邦人」「ルビーの指輪」「サボテンの花」などが彼の解説とともに取り上げられています。

最近の曲だけではなく、かつての曲の良さも理解できる彼のことだから、この「花の首飾り」もそのうちリストに入れられることをひそかに期待しています。

2007年10月28日日曜日

ラベルマイティ

シンガポール旅行に行く前にデジカメを買ったのですが、映した画像の後の処理はすべて夫に任せていました。

携帯の画像は自分でブログにアップできるようになったのですが、デジカメの画像をパソコンに取り込むことやブログにアップするのは夫のサポートなしでは難しい現状でした。

一念発起して夫に教えてもらい独り立ちを試みることにしました。

まずは、デジカメからパソコンに取り込むことです。

なんとかやれて、この分だと1人でもブログにアップできそうです。

続いて、以前からやりたかった「ラベルマイティ」というソフトを使い、撮った写真を2L版に編集することを試みました。

わが家は、1回のイベントで撮った写真を1枚の2L版の写真にして残しておきます。



こうやって残しておくと、あの面倒なアルバムの整理もなく、その日の行動もよくわかります。

今更、アップの顔写真も必要性を感じないですし、後で見て楽しかった出来事をしみじみ思い出すことができれば十分です。

お試しに先日出かけたウェスティンホテルのランチの写真で作ってみました。

けっこう楽しい作業だったので、シンガポールの写真でもやってみました。

2枚出来上がったのを夫に披露すると、プリントしてくれることになりました。

その日の夜、長女が帰ってくることになっていたので、早速見せることができるとワクワクしていました。

夫がプリンターをONにして、用紙を入れ、しばらくするとギギィーと異常音がして、何と、プリンターが壊れたのです。

何回試みても、異常音は止まらず、エラーの表示も消えるはことなく、あっけない幕切れとなってしまいました。

親子

今朝、私は7時に起きました。

夫は外出準備を整え、まさに出かけようとしていました。

昨夜から宣言をしていたファミレスに行くためです。

差し迫った仕事があるらしく、家では集中できないらしいのです。よく高校生や大学生がテスト期間中になるとそういうところでテキストを開いています。

最近では、サラリーマンの人たちが、食事の時間と仕事の合間の時間にそこでノートパソコンを開いている姿をよくみかけます。

夫は、結婚当初からそのような行動をとっていました。

金曜日の夜から帰宅している長女が、「あれ?お父さんは?」と聞いたのでその旨を伝えると「そうなんだ~私みたいだね。」と言いました。

わが家の娘たちも、勉強や仕事に集中したいとき、早起きして会社に行く前の1時間スタバやドトールで過ごすことがよくあります。

長女の言葉に私はすぐに「何言ってるの。お父さんこそ元祖ファミレスで仕事する派だよ。」と切り返しました。

娘たちは、親の背中をみて育ちました。

2007年10月27日土曜日

NOVA

「駅前留学」とか「お茶の間留学」などのお手軽感100パーセントのキャッチフレーズで名をはせたNOVAが会社更生法を申請したようです。

わが家の娘も数年前に受講をしそうになりました。

すんでの所で踏みとどまりました。

英会話に興味を持っていた娘が一人でNOVAに出かけ入校の説明を聞いてきたのです。

当時大学生だった娘は、バイトもしていたので月々の受講料は何とかなると考えたようですが、まとまった金額が必要だったらしいのです。

案内の人は、分割でもOKですと言い、書類を渡しました。

その書類は、ローン会社のもので、未成年である娘は到底信用がなく、保証人がいりました。

世間を知らない娘は、費用を分割して月々に払うと認識して帰宅したのですが、夫も私もローン申し込み用紙にびっくりして、そのやり方に怒りを覚えました。

後日、私が付き添い申し込みを断りに行きました。

それからまもなく、バドミントンの仲間の娘さんが、同じ手口で申し込み、頭金を入れてしまったそうで、私同様彼女もそこにでかけ、解約をしたという話を聞きました。

社会の仕組みを認識していない子どもが勝手に行動した結果だと言われれば、確かにそうですが、レッスン料をまとめて払えないので分割して払うのとローン会社のローンを組むのが同じことだと思えません。

途中で続けることができなくなっても、ローンなのですから払わなければなりません。

ローンではなく全額支払っている人がたくさんいると思いますが、レッスンは踏み倒しになるのでしょうか。

NOVAのニュースを娘はどんな気持ちで聞いたでしょう。

子どもが大きくなるまでにいろんな危ない橋があったのだとつくづく思います。

2007年10月26日金曜日

張照翔さん

二胡演奏家の張照翔さんのコンサートに行ってきました。

民族弦楽器コンサート「源流」とタイトルがつけられていました。

岐阜県のサラマンカホールで行われたのですが、私たち夫婦が会場に着いた頃には、観客席にはすでに大勢の人がいました。

ずらりと見渡すと、年齢層が高く、私たちの親世代らしき人も多くみられました。

心の底に染み入るような二胡の独特の音色が年配者の心をつかまえているのだとコンサート終了後に分かりました。

張さんは、中国で生まれ、あの朝青龍で一躍有名なモンゴルで育ち、大学卒業後、モンゴル国立芸術大学で教鞭をとるかたわら、少数民族の弦楽器、民間音楽の収集と研究をされていたそうです。

現在は名古屋市に在住し、日本各地でコンサート活動されているそうです。

モンゴルの草原や鳥の声をテーマにした曲やクラッシックの名曲ツィゴイネルワイゼンなど素晴らしい演奏を数多く披露してくれました。

驚いたのは、北海道民謡「江差追分」を鼓を演奏する日本のかたとともに奏でられたことです。

鼓のぱんぱんと響き渡る音と二胡の哀愁を帯びた音色がよく合って聴き応えがありました。

山田昌さん、天野鎮雄さんの朗読も「さすがプロ」と頷く迫力のある朗読もあり、あっという間の2時間でした。

このコンサートに参加のきっかけを作ってくれたのは長女なのですが、娘たちによって新しい世界が広がることがよくあります。

ありがとう!

2007年10月25日木曜日

メガネの似合う人

日韓のメガネの似合う人はどちらに軍配があがるでしょう。

まずはわが国の最近の注目の俳優「小栗旬さん」です。

彼は少女漫画「花より男子」がドラマ化されたとき、美しい男子高校生「花沢類」として出演しました。

その役どころは、主役の女子高校生のいつもそばにいて、困ったときにはいつも手を差し伸べるクールだけれど優しい心の持ち主で、彼のイメージにぴったりでした。



続いて「ペ・ヨンジュンさん」です。

彼はいまさら言うまでもなく、あの「ヨン様」です。眼鏡市場さんもいいところにメをつけたものです。



どちらも素敵で決めかねますね。

2人ともとてもよく似合って、ペ・ヨンジュンさんは、メガネをかけているほうが断然素敵です。

夫も私もメガネにお世話になっています。近視用だけではなく、老眼用メガネも必要になってきて、ちょっと悲しいのですが、彼らをみていますと、単によく見えればいいってものではないという気がしてきます。

ここで、自分の彼が小栗旬さんだと仮定します。

彼は私生活はほとんどメガネをかけていると話しています。

世間はメガネの彼をイメージしているとします。

2人でいるときに、疲れてふっとメガネをはずしたときに、あの美しい顔が現れたら、誰も知らない自分だけの王子様って感じになるでしょうね。

ちょっと恥ずかしい空想をしてしまいました。

2007年10月24日水曜日

CINEVIE

二女からメールが届きました。

「新婚旅行の様子がここから見られるよ」とあり、URLが書いてありました。

早速、開いてみますと先日行った新婚旅行の映像を見ることができました。

二女夫婦の楽しんでいる様子が伝わってきます。

こんな幸せそうな笑顔にさせてくれて、彼に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

何組かのオプション参加者とともに登場してくるのですが、どの人も満面に笑みをたたえ、幸せそうです。

最近、観光地に行くと、プロのカメラマンがこちらの希望とは関係なく記念写真をとってくれます。

出口のところで希望者に売るといった販売方法がよくみられます。

シンガポールのときは、セントーサ島の巨大なマーライオンの口の前で撮った写真を、お土産売り場で、自分たちでパソコンの画面をみて、気に入ったら購入するといった具合でした。

二女のその映像も気に入ったらネットで注文し、DVDムービーアルバムを作ってもらうというものなのでしょう。

本当に便利な時代ですね。

スキューバダイビングやビーチで遊ぶとき、カメラやビデオカメラを持って行くと邪魔になるし、一緒に映るには誰かにお願いするしかありません。

ものは考えようで、うまく利用すれば手荷物も少ないし、プロの映像なら心配がないというものです。

2007年10月23日火曜日

パノラマサロン

JRセントラルタワーズができてから一度も足を踏み入れないうちに、パノラマハウスは営業終了になりました。

リニューアル後は「ビューティ&リラクゼーション」をコンセプトとし、エステサロン、美容室、カフェ、レストランでフロアが構成されているそうです。

そのレストラン「セパージュ」に仕事仲間6人で行ってきました。

51階からの眺めは素晴らしく、名古屋の街が一望できます。

私たちは6人だったので、窓際の席ではなかったのですが、記念日なんかに夜景を眺めながら食事をするのにぴったりのお店でした。



私がオーダーしたランチメニューです。



前菜の「牛肉とフォアグラのパイ包み焼きショーソン仕立て、ローリエの香りと共に」という1品です。

パイの中のお肉はこってりとしたお味でした。




メインディッシュの「 本日入荷の鮮魚のポワレ、有機ニンジンのクーリと胡麻トースト添え」です。

お魚は鯛であっさりと美味しく、胡麻のトーストはヘルシーな感じでした。

これにコーヒーとデザートがついたのですが、おしゃべりに夢中になり、映すのを忘れてしまいました。

ちなみに名前は「リンゴのシュトゥリューデル、フロマージュブランと一緒に」でした。

こういうお料理の名前を見て、なかなか運ばれてくるものをイメージできないものですね。

美味しいお料理を食べながら、仕事の話、家族の話、テレビの話と話題は尽きず、時折、係の女の子が様子を見にくるので、ようやく重い腰を上げて帰りました。

職場の研修の後の食事会だったのですが、こういった機会がもてるからこそ、仕事がいやだなあと思っても続けてこられたような気がします。

2007年10月22日月曜日

郷ひろみさん

何気なくYou Tubeを見ていたらこんな映像を見つけました。

秋の深まりを少しずつ感じられるこの頃ですが、こんな郷ひろみさんの歌をディナーショーで聴いてみたいものです。



実年齢よりはるかに若々しくみえます。

かつてのあの美少年だった頃に比べて歌もぐんと上手く、年をとったというより、落ち着いた大人の雰囲気を漂わせています。

郷さんを初めて知ったのは大学生の頃でした。

「男の子 女の子」で颯爽とテレビに登場した彼は、またたく間に人気者になり、次々にヒット曲をとばしました。

今でもしっかり憶えている1シーンがあります。

クラブの部室で、女性の先輩が、「この子可愛いね~」と言って、「男の子 女の子」を振りをつけて1フレーズ歌ったのです。

そんな軽いノリの方ではなかったので、とても意外に思い、急に親近感を憶えたことが忘れられません。

最近の郷ひろみさんをみていると、いい年のとり方をしているなあと思います。

人の顔は綺麗だとか、そうではないとかの分類は、若い時の分類であって、年を重ねていくと、いい年のとり方をしている人とそうでない人の分け方もあるような気がします。

2007年10月21日日曜日

深夜特急5

シンガポールから帰ってから読み始めた沢木耕太郎さんの深夜特急も5冊目に突入してしまいました。

6巻で旅の終着点のロンドンに着いて作品は完結するので、慌てずにゆっくり読んでいこうと思いながら、彼の旅と同様に先へ先へと読み進めてしまいます。

5巻では、イランからトルコのイスタンブールへと旅は続いていきます。

この本を読み始めてから、本の中の地図を見ながら位置を確認することはよくありましたが、実際の国の様子や建築物を映像で確認することはありませんでした。

1巻の香港、マカオはかつての旅行を思い出しながら読み、2巻はシンガポールを懐かしみながら読んでいました。

それ以降は、文章に書かれていることを頭の中で想像しながら、インド、ネパール、シルクロードの話に旅情をかき立てながら読んでいました。

彼が、トルコのイスタンブールに着き、目の前にくっきり浮かぶ6本の尖塔をもつ巨大モスク「スルタン・アーメット・ジャミイ・ブルー・モスク」を茫然と眺めるシーンを読んで、私も急にその姿が見てみたくなりました。

壮大な景色です。

彼は偶然にこのモスクを真っ正面からみえる安ホテルに宿泊したらしいのです。

借りた部屋からは、ブルー・モスクばかりでなく、その向こうには海が見えたと書かれていますから、おそらくこんな景色が窓から見えたのでしょう。

この深夜特急に魅せられて後に続いたバックパッカー達もこのホテルに宿泊を試みたことでしょう。

沢木さんは、本の中で写真をあまり撮らなかったと言っています。

フィルムはたくさん持参されたようですが、カメラを構えることにより、風景によって喚起された思考の流れが中断されたり、人との間に生まれかかった心理的なつながりに変化が起きてしまう危険性も少なくないと書いています。

私などは、これはと感じた写真が載せられていると、ますます彼の見たものに対して共感や憧れが沸き、読書の楽しみが増すのにと思ったりしましたが、多分、それは違うんですよね。

本を読み、想像力を働かせ、自分もこの目で確かめたいと思う若者のバイブルになっているのは余分な先入観を与えていないからなのでしょう。

2007年10月20日土曜日

栗きんとん

伊勢名物の「赤福」がたいへんなことになっています。

わが家の娘たちも修学旅行で伊勢神宮にいったとき、赤福を買ってきました。

伊勢神宮ばかりではなく、名古屋駅にも売っているので、東海地方の出張のおみやげとしても買われることが多いそうです。

私はお饅頭のあんこは、断然つぶあん派なので、この赤福のようにお餅にたっぷりこしあんをつけたものは、あまり好みではなく頂けば1つくらい食べるといった程度でダメージはありません。

その上日持ちがあまりしなくて、小さい箱入りを頂くと、一度に2、3個食べないと食べきれずに処分となってしまいます。

ダメージを受けるとしたら、この時期に出回る「栗きんとん」が何かのハズミで製造中止になったなら、非常に落胆すると思います。



栗きんとんのなめらかなしたざわりと上品な甘さがなんともいえません。私のまわりでも栗きんとんが好きな人がけっこういて、どこどこの栗きんとんが一番などの発言をよく聞きます。

今日の日経新聞に赤福の記事が大きく取り上げられているのですが、その下の方に目立たないようにして「白い恋人」の記事がありました。

見出しは、「白い恋人製造 来月中旬に再開」となっています。

そう言えばそういう出来事もありました。食品業界というのは一度悪いイメージがつくと払拭するのが大変だと思います。

大変だと思いますが、消費者のほうも時間が経てばその時の憤りも薄らぎ、例えば同じような商品より価格が安く設定してあったりすると買ってしまいそうです。

白い恋人も赤福もいずれまた口にする日がくるかと思いますが、「かいわれ大根」だけは、あれ以来一度も買ったことがありません。

スーパーでもあまり見かけないような気がするのですが、今度確認してみます。

2007年10月19日金曜日

バドミントン

今朝は昨日までの気候とうってかわり、いつものような半袖では寒さを覚えました。

バドミントンの練習があったのですが、仲良くしている友達がそれぞれの事情で欠席することになっていて、おまけに8時頃から雨がぱらつき、私の出足を鈍らせました。

行くかやめるかの半々の気持ちでペアの人に電話をしてみました。

彼女は実家のご両親、嫁ぎ先のご両親とも高齢で、それぞれが健康上の問題を抱え、両方の家を行ったり来たりしてクラブの練習にも休みがちなのです。

先日の試合以来まだ顔も合わせていないので、電話をかけてみました。

家族の病院通いに追われているとの事でしたが、今日は何とか行けそうだと張り切っていました。

私も急いで支度をし出かけてきました。

忙しいなかでも時間をみつけ、体を動かすことができる有り難さを口にする彼女に、何だか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

やれるときになんでもやろう!

やれる状況にあるのに怠けココロで投げ出すのは、大切な時間の無駄遣いというものだと自分に言い聞かせました。

体を動かして汗をかくと、体がスッーと軽くなり、頭の中のごちゃごちゃしたものがすっきり整理され、家に帰る頃にはと心身ともに健全になっているような気がします。

いい1日になりました。

2007年10月18日木曜日

ハロウィン

今日、仕事場近くで気合いの入ったハロウィンの飾り付けをした家を見つけました。

3階建ての3階部分からお庭までかぼちゃの飾りやふうせんのようなものがジャーンと飾られていました。

その家はたしかクリスマスのときも、見事なイルミネーションで道行く人たちを楽しませてくれていました。

まだまだ日本には定着していないと思っていたのですが、世間の実情を知らなかったことに恥じ入るばかりです。

ハロウィンを検索してみると、意外な地方のイベントを見つけました。

長野県塩尻市の公式HPです。



ここは義母の故郷で、大門商店街も通ったことがあります。

地方の商店街の多くが活気がないように、ここもまた勢いが感じられませんでした。

このHPによると、2006年のこのイベントには、15000人の来場があったようです。

「憶えて踊ろう!ハロウィーンソング&ダンス」と書かれています。

仮装パレード&コンテストやゲームなどいろいろなイベントが紹介されています。近くの子供たちは今からワクワクしていることでしょう。

商店街の活性化を図ったイベントなのでしょうが、最初から市民に受け入れられたのでしょうか。

次に東京ディズニーランドを調べてみると、ここでも特別なイベントが開催されていました。



けっこう浸透してたのですね。

「そもそもハロウィンって何?」などと冷ややかにとらえていた私ですが、これって年をとって好奇心が失われてきたってことなのかしら。

2007年10月17日水曜日

新しい携帯電話

1ヶ月程前に携帯電話をかえました。

新しい携帯電話になってから以前のものを見ると、分厚くてまるで電卓を思わせる形状です。

新しい携帯はスマートな感じで、ウェブニュースでは、

ソフトバンク、秋冬向け新携帯13機種54色「かっこ悪いイメージ払拭」


と紹介してありました。やはり、あの電卓携帯はかっこ悪かったんですね。

新しい携帯電話になってからストラップは付けていませんでした。

先日、ユニバーサルに行ってきた長女が写真のような携帯ストラップを買ってきてくれました。私の好きなスヌーピーが付いていて喜んだのですが、どうも期間限定の品らしく、ハロウィンのかぼちゃが一緒についているのです。

この「ハロウィン」という行事は、ワタシ的に何かしっくりこないんですね。

「こどもの日」とか「ひな祭り」とかの行事は、季節感のある行事で、小さい子どもがいなくてもその日にちなんだ夕食を作ろうと思ったりしますが、ハロウィンは・・・。

あのハロウィンの仮装も可愛らしいとは思えないのです。

クリスマスやバレンタインデーも市民権を確保するまでは、こんな感じだったのでしょうか。

2007年10月16日火曜日

友達の娘さん

友達の娘さんが今月末に出産します。

昨年の10月に結婚をし、今月末には母となる彼女は、とても落ち着いていて、すでにママの雰囲気を漂わせていました。

小さい頃からずっと見てきたので、彼女がママになり、私たちがやってきたことを同じようにやっていくのかと思うと感慨深いものがあります。

無事に生まれ、育児が始まると大変なことも多いと思います。その時になってしみじみと親の有り難さが身にしみるのではないかと思います。

彼女のお宅で検診のときのビデオを見せてもらいました。

超音波の映像をビデオで録画したものですが、手が動いている様子や心臓の動き、顔や頭の形が何となく分かります。

今は生まれる前から赤ちゃんの映像がみられるのですね。

お医者様がこれを見ると、男の子か女の子か容易に判別できることと思います。

彼女の赤ちゃんも男の子らしく、名前もすでに決めてあり、赤ちゃん用品も男の子用がしっかり準備してありました。

わが家の娘たちもいずれこういう日を迎えると思いますが、自分のときより緊張してしまいそうです。

自分が「おばあちゃん」なんて呼ばれることに少し抵抗があるのも事実ですが、メロメロになってしまいそうな自分もまた簡単にイメージできます。

家族の関わり方も刻々と変化していく今日この頃です。

2007年10月15日月曜日

まちぶせ

徳永英明さんのVOCALISTの中の「まちぶせ」という歌がとても懐かしくココロに響くと以前書きました。

この歌は、かつて「石川ひとみさん」が歌って大ヒットしたものです。

彼女は透明感のある歌声で片思いの切なさをいじらしく歌い上げているように感じられました。

写真でもわかるように、とても綺麗な女性で、歌っているときの表情は悲しげでした。

彼女の清いイメージで歌詞のもつ不気味さがオブラートされていたことに気がつきました。

それというのもVOCALISTの「まちぶせ」を聴いた二女が、「この歌に出てくる女の子はちょっと怖い感じがする」と言ったのです。

「もうすぐわたしあなたを振り向かせる」とか「気のないそぶりして仲間に加わってテーブルをはさんであなたを熱く見る」などというのはいじらしいというよりはちょっとイヤな感じです。

そして「他の人からもらったラブレターを見せる」や「偶然を装い帰り道で待つ」といった行動へと発展していきます。

こういう一連の行動で男性の気持ちが動くものなのか世の男性に聞いてみたくなります。

あんなに好きだった歌がよくよく聴いてみるとこんな歌詞だったんですね。

石川さんは愛知県出身らしいのですが、同じく愛知県出身の女性デュオ「あみん」の「待つわ」もよく聴いてみるとちょっとイヤな感じです。

状況がにているのですが、綺麗な岡村孝子さんが「たとえあなたが振り向いてくれなくても待つわ~他の誰かにあなたが振られる日まで」と繰り返し歌っています。

遠くからじっと見つめながら、「その日」を待つわだなんて自分の娘なら、すっぱり諦めて新しい出会いをさがしなさいと言ってしまいそうです。

2007年10月14日日曜日

Amazonでお買い物

わが家には、宅配便がよくきます。

ほとんど夫がAmazonで購入したものです。

よくは知らないのですが、Amazonの何とか会員になると年会費はあるのですが、すべての物が送料が無料になるとかで、何かにつけ発注するのです。

朝、出勤前に「~が届くから。」としょっちゅう言います。最初のうちは、留守にするのもはばかられ、荷物が届いてから外出したりしていましたが、こう日常的に届くとそればかりにかまけてはいられません。

もっと問題なのはダンボールです。

たとえ文庫本1冊でも、パソコン関係の小さな物でも、ダンボールの真ん中に固定され届きます。

食器棚の背面のわずかな空きスペースにそのダンボールを畳んで、取り敢えずはおくのですが、すぐにいっぱいになってしまいます。

そうすると、こんどはベランダに移動させ資源ゴミの日まで保管することになります。

わが家は4階なので資源ゴミの日は、主として夫のダンボールと夫の発泡酒の空き缶と新聞紙等々で大変な作業になります。

それよりも心配になるのは、あのダンボール箱が資源の無駄遣いに思われて仕方がないのです。

夫はせっせと本を注文したり、私にも何かにつけ「Amazonで注文してあげようか」などと言います。

夫だけではなく、パソコンの前にいながらにしてお買い物をする人が増えてきていると考えられるのですが、1日にどのくらいのダンボールが使われているのか気になります。

2007年10月13日土曜日

ウェスティンナゴヤキャッスル

秋晴れの行楽日和の本日は、東海「大人のウォーカー・名古屋レトロ散歩」に紹介されている白壁界隈に行こうと出かけました。

名古屋城から徳川園にかけてのこの一帯は歴史的建造物が多く残り、「文化のみち」として整備されているようなのです。

その一角にある白壁界隈には、大正、昭和初期の名古屋の政財界の名士の邸宅が立ち並び、眺めるだけでも豊かな気分に浸れそうな感じです。

さて、今日のお目当てはその一角にある、日本初の女優「川上貞奴」と実業家が暮らした「二葉館」でした。

こんな感じだと思います。



昼食は本に紹介されていた手打ちきしめんの「川井屋本店」にほぼ決めて出発しました。

名古屋城近くに来たとき、夫が「ウェスティンでもいいね~」と言いました。そこは名古屋城のお濠のそばに立つホテルで、以前そこのレストランに入ろうとしたのですが、混んでいて諦めたところでした。

私もすぐに気持ちが変わり、1階のレストランに向かいました。

オススメメニューは、「秋の味覚ロハスランチブッフェ 蟹&海老のMIXグリル&和パスタ」という内容でした。



蟹も海老もお肉もとても美味しくおなかいっぱい頂いてしまいました。ここには映っていないのですが、野菜のスープ、焼きたてのフランスパンも完食してしまいました。


今日はお日柄がいいのかホテルには結婚式が何組か執り行われるらしく、ロビーには礼服姿の男性や振り袖姿の女性も多く見られ、華やかな雰囲気でした。



ゆったりとした空間がココロを落ち着かせてくれます。

食事だけに訪れても、旅行気分に浸ることができます。

食事の後、「二葉館」はどうしようということになり、すっかり満足してしまった私たちは次回に回すことにして帰路につきました。

2007年10月12日金曜日

冷蔵庫

やっと胸のつかえがとれました。

昨年の夏以来、冷蔵庫の2つある冷凍部分の1つが開かなくなっていました。

そこは自動製氷器機のある引き出しで、ひっぱっても棒を突っ込んでも開きませんでした。何かのハズミで開くかもと思いつつ放置していました。

従って、わが家はふた夏、氷というものを使用せず暮らしていました。一度だけ私が家を留守にした時、夫がコンビニで氷を買ってきていました。

数日前、急にその冷凍庫が気になり始めました。

またまたチャレンジしてみましたが、やはり、開きません。

思い切ってメーカーに電話をして、先程見てもらいました。

体育会系の若い男性で、熱く仕事に燃えている感じで、二女の彼にどことなく似ていました。

結局、引っ張って引き出す方法しかないらしいのです。パネルをはずすにはもう少しあいていないと無理だという説明でした。

その際、製氷機の部品の破損の恐れがあり、万が一、壊れたら15000円の部品を交換しないと支障がでるそうです。

問題なく開けば3800円程ですみます。

瞬時に決めかねたのですが、「ええぃままよ」という気持ちになりお願いしました。

開ける瞬間は別室に避難していたら、がちゃーと音が響き、引き出されたようでした。

部品も何とか無事のようです。

安全を期して、自動製氷は停止したほうがいいとのアドバイスを受け、その引き出しには高さのあまりない冷凍ごはんでも入れておくことにします。

ようやくスッキリしました。

2007年10月11日木曜日

石川県民の歌

何気なくテレビを見ていると、「石川県の人は歌詞の1番、2番を1題目、2題目というんですね~」という声が聞こえてきました。

どうやら「秘密のケンミンショー」という番組らしく芸能人が故郷の変わった風習を紹介するというものでした。

そうなんです。

石川県民は歌詞は1題目、2題目というんです。

Wikipediaによると、金沢が能の宝生流の土地と言うこともあり、題目(だいもく)がその1題目と呼ばれる由来ではないかと書かれています。

ただの方言ではないかもしれないところが嬉しいですね。

その番組を見ていたら急に「石川県民の歌」があったことを40数年ぶりに思い出しました。

歌ってみると歌詞ははっきり憶えていませんが、何とか歌うことができます。遠い昔、何かにつけて歌ったに違いありません。

「石川県民の歌」で検索してみるとありました。



1題目の「白山にぃ~朝日ははえてぇ~」はとても気持ちよく歌える旋律なのです。

中ほどの「われら県民」でぐんぐん県民意識が高まっていき、「おおわが石川」で気持ちが1つになるというわけです。

3題目などは、なんとスケールの大きな歌詞でしょう。

こんな県民の歌が現在でも歌い伝えられているのか石川県庁に聞いてみたくなります。

ちなみに義母は長野県塩尻市出身なのですが、長野県はさらにスゴイことになっています。

多分、県民の歌だと思うのですが、「信濃の国」という歌があり、長野県出身者なら全員がこの歌を歌うことができるのではないかと思います。

会議、宴会、結婚式、法事?などの締めには何といっても「信濃の国」の合唱が不可欠のようです。

歌詞を調べてみるとさすが教育県・長野ここにありといった内容です。

6番目まである歌詞は、長野県の地理、歴史、文化をたたえ、浅間山、千曲川、諏訪湖などが登場し、長野県に縁ある人物が列挙されています。

長野県の公式HPの中に、キッズ・チャンネルというのがあり、登場しているユウくんとアイちゃんが県歌「信濃の国」についていろいろ勉強していました。

「信濃の国」は健在であることがわかりました。

2007年10月10日水曜日

高嶋ちさこさん

昨夜はTBS「ぴったんこカンカン」を見て大笑いしました。

この番組は、毎回豪華なスペシャルゲストを招き、日本全国の絶品グルメ&穴場スポットを巡り、そこで起きたハプニングをクイズ問題とし、男性チームと女性チームが対決形式で答えていくといったものです。

昨日のゲストはバイオリニストの「高嶋ちさこさん」でした。

彼女の面白さは、以前、「波瀾万丈」という番組を見てすでに知っていました。幼少の頃から、「鬼っ子」のようだったと本人が言っていました。

高嶋さんの話を聞いていると、「暴れん坊」「やんちゃ坊主」「憎まれっ子」という言葉がぴったりだと思えてきます。

番組の中で安住アナと一緒に彼女の大好物の焼き肉店に回るのですが、それは見事な食べっぷりで安住アナも真っ青といった感じでした。

彼女は野菜が嫌いでお肉派、ご主人は野菜が大好きな人らしく、家庭の様子を「ライオン」と「シマウマ」が同居していると表現していました。

百獣の王として一家に君臨する姿がぴったりです。

彼女の毒舌がまたイヤミがなく面白いのです。言葉の選び方が彼女ならではの迫力で、例えるなら「女版ビートたけし」でしょうか。

ただの毒舌家ではなく正義感にも溢れており、携帯のアドレス帳に都内の警察の電話番号が登録してあるそうです。

駐車違反車を見つけると、即通報するとのことでした。

そんな彼女も1児の母で、子育てには真剣で、「長い人生の中のほんの2、3年ぐらい家庭で子どもとしっかり向き合いたい」と言い、最近の親はベビーカーに子どもを乗せ、六本木ヒルズや東京ミッドタウンに出かけていると批判的な意見を言っていました。

バイオリンだけではなく、生き方でも感動を与えてくれますね。

2007年10月9日火曜日

金木犀

今日は昨日までとはうってかわり秋の気配が感じられる1日でした。

仕事に出かけようと車に乗り込んだら長女からメールが届きました。

「秋っぽい匂いがするけど何の花だった?」という内容でした。窓を開けて走ってみると金木犀の香りが漂ってきます。

金木犀はそのいい香りで秋の訪れを教えてくれます。

食べ物ではやっぱり「栗きんとん」が秋を感じさせてくれます。まだ今年は口にしていません。

金木犀を調べていると銀木犀もあることが分かりました。

まだ目にしたことはありませんが可憐な感じがします。

金木犀ほど香りが強くないらしいのですが、白い花びらがひかえめで可愛らしいですね。

どこかのお宅に銀木犀が植わっていたとしても、その控えめな香りと色合いで気づかずに通り過ぎていたのかしら。

金木犀は姿カタチは見えなくてもそのいい香りで存在を主張しています。

急にどこかに散策に行きたくなりました。

2007年10月8日月曜日

金平糖

この金平糖は、日本でただ1軒の金平糖の専門店 京都の「緑寿庵清水」のものです。

皇室の引き出物のお菓子としてテレビでみたことのある金平糖がこれです。

こんな貴重品のような金平糖を知ったのは娘が知り合いの方から頂いてきたからでした。

緑寿庵さんのHPをみると金平糖作りのこだわりが伝わってきます。こちらの金平糖は私が子どもの頃食べたものとは全くちがうお菓子のようです。

ゆず、オレンジ、カルピス、ブルーベリー、ライチなどいろいろの味を楽しませてもらいました。

マンゴーのような南国の果物の金平糖もあるのは、5代目の考えかと思われます。HPの中で彼は、こう言っています。

私自身は先代から受け継がれてきた事や製法は変えるつもりはありません。ただ時代のニーズに合った商品づくりをしていく。 そして一人でも多くの方に私共の作る金平糖の味や思い入れを分かって頂けたらと思っています。

いろんなところで、いろんな人たちがこだわってモノ作りをしているのですね。

緑茶やコーヒー、紅茶にもよく合います。職人さんの心意気を感じつつ頂かないとバチがあたりそうです。

2007年10月7日日曜日

晩春 小津安二郎監督

初めて小津安二郎監督の作品をみました。

この作品は1949年に公開された作品ですから私の両親が青春まっさかりの頃の作品です。

結婚をめぐる父親と娘を題材にした作品で小津監督と原節子さんが初めてコンビを組んだ作品です。

その後「麦秋」「東京物語」と原さんがヒロインを演じ、ヒロインの役名はすべて「紀子」というらしく、この3作品をまとめて「紀子三部作」と呼ぶこともあるそうです。

夕食後、夫とともに見始めましたが、「早寝早起き」の夫ですから、途中で時間切れとなり後半は明日に持ち越しとなりました。

見始めてまず目に留まったのは、「原節子さん」の美貌でした。

この作品を観るまでは名前だけは知っていましたが、彼女の容姿はみたことがありませんでした。

日本的な美人女優を勝手にイメージしていましたが、全く違いました。

日本人離れした彫りの深い美貌の持ち主で、笑った顔が明るく華やかで、現在の女優の中でも彼女に匹敵する人は見あたらないように思いました。

戦後の日本女性はみな彼女に憧れ、男性は魅了されただろうと想像します。

和服姿より洋服姿が彼女の溌剌とした感じによく似合います。父親役の笠智衆さんも戦後まもない頃の父親を見事に演じています。

彼はセリフをしゃべらなくてもその姿だけで絵になる役者さんです。

着替えのシーンで、背広を脱いでももひき姿になった場面がありましたが、下着姿がこれほど哀愁を感じさせてくれる役者さんはそういないと感じました。

明日は物語がいよいよ大きく展開していく場面なので今から期待が膨らみます。

2007年10月6日土曜日

三連休初日

三連休初日は、DVD鑑賞とゴルフの打ちっぱなし練習にあけくれました。

長女が昨夜から帰ってきており、私はあらかじめにDVDを2本借りておきました。

またまたなのですが、韓国ドラマ「ガラスの華」を先月から見始めています。この作品は今のところそれほど不幸が次から次へとやってくるのではないので、気楽にみることができます。

昼食後、ゴルフの練習に行ってきました。長女がまたコースに出るらしく練習をしたいというので出かけました。

1時間弱打って早々に引き上げ、ゴルフ場近くの超庶民的喫茶店に立ち寄りました。ここは、外観も店内もお洒落というには程遠いのですが、いつも満員です。

お客さんの年齢層が高く、まるで町内会や老人会の帰りにみんなでもう少しおしゃべりを楽しもうといった感じの人たちで溢れています。

ゴルフの後でここによく寄るのには理由があります。

まず、知り合いに会わないこと。つぎにここの喫茶店は午後のサービスとしてドリンクにホットケーキが付いてくるのです。

これが美味しいのです。私も長女も体を動かしてちょっと小腹のすいたときにこのホットケーキとコーヒーを飲みながら午後のひとときを過ごすのがけっこう気に入っています。

休日の3時頃このおやつを楽しみに近所の主婦やお年寄りたちが集まってきているようです。

喫茶店もターゲットを絞ることにより、外観や内装にお金をかけなくてもはやるものなのですね。

こういう店に居心地の良さを感じる娘が嬉しくもあり、心配でもあります。

2007年10月5日金曜日

試合

今日の試合は団体戦でした。

私のチームは6チーム中、6位でした。最下位ということです。

私のチームは3ペアとも点数をみれば2,3点の僅差で惜しくも敗退しました。

あと一歩のところで明暗を分けるのはメンタルな部分が大きいと思います。典型的なのが私です。

最後の試合は5,6位決定戦だったのですが、第一ダブルスは2対1で勝ち、続いて第2ダブルスは健闘空しく破れ、勝負は第3ダブルスの私たちにかかっていました。

私たちが勝てば最下位は免れ、5位になるわけです。

最下位になると、来年度の試合のランクが1つか2つ落ちるので両チームとも必死なのです。

1セット目は比較的ラクに試合運びができましたが、2セット目は相手チームの勝ちでした。
いよいよファイナルセットです。

先に11点先取してチェンジコートです。

ここで私たちペアの気持ちが少し緩んだのか、相手チームがぐいぐい追い上げてきました。同点になり追い越され敗れてしまいました。

試合後の握手の時、相手チームは目に涙を浮かべていました。

バドミントンを始めてから、試合後に嬉しかったり、悔しかったりして涙を流したことはありません。

一度くらい大感激して涙を流してみたいものです。

そんな話を夫にすると、それ程までに勝負にこだわって欲しくないと言われました。

2007年10月4日木曜日

楽しく生きる

最近友達との会話の中で健康面の話題が多くなってきました。

子供にあまり手がかからなくなってくると、今度は自分のことが気がかりになる、そんな人生のサイクルなのだと思います。

今日も仕事の後、友達6人でおしゃべりを始めたのですが、市の検診で問題があった人の話から、次々と血圧が高いとかコレステロールが心配だとか、延々と続いていきます。

親世代がだんだん弱ってきていつ介護要請があるかわからない現実ですが、自分たち自身も少しずつ忍び寄っている老化に目をつむって生活できないようです。

そんな中で私は検診や検査にはあまり熱心ではありません。

美味しく物が食べられるし、体調もよく、スポーツをして汗をながし、気がつけば自分の年を忘れて生活していられるので取り敢えずはこれでよしとしておきます。

自分なりに心がけていることは、「ストレスをためない」「楽しく生きる」ことです。

そんなわけで明日はバドミントンの試合に行ってきます。

私同様、年齢不詳の主婦たちがコートの中をシャトルを追いかけ走り回っています。



こんなプレーができたらどんなに楽しいことでしょう!

2007年10月3日水曜日

好きこそ物の上手なれ

昔の人は上手く言い表すもので、何であれ好きだということが上達のヒケツだという意味ですね。

今日、二女から次のような内容のメールが届きました。

昨日の夕食のメニューはハンバーグだったらしいのです。ハンバーグは二女の小さい頃からの大好きなメニューで私もよく作りました。

和風ハンバーグにしたり、ケチャップとソースをミックスしたもので食べたり、きのこを炒めてデミグラスソースを加えたものをのせたりしました。

メールによると、二女の作ったハンバーグが一番美味しいと彼が誉めてくれたらしいのです。

その上、彼は友達に「妻はお料理が上手い」と自慢したらしいのです。

この話を聞いて私も何だか嬉しくなりました。

二女がこれから先、いい奥さん、いいお母さんになれるかどうか彼の言動にかかっているような気がします。

いつも妻の料理を「美味しい」と言って食べてくれると、二女もまた愛する彼のために努力するに違いありません。

ところで娘たち2人を考えてみますと、長女は小さい頃からどんなに美味しい物でも「少し頂戴」と言えば必ず分けてくれました。

たとえ口に入れかけていても差し出してくれました。

一方、二女はそんな事を言おうものなら、慌てて口に放り込むような子どもでした。

4人で食卓を囲んでいた頃、いつも「美味しいね」と言ってくれたのは二女でした。

夫も長女も言いますが、二女の内なる熱い気持ちに比べればあっさりしたものでした。

二女に負けず私も美味しい物が大好きです。

二女が結婚するときに、私は彼女に言いました。家事の中で一番大切なのは食事であることを。

美味しい物を食べているときは人は幸せそうな顔をしているはずだから、幸せな家庭を築くためにはまずは美味しいご飯を作るようにすればいいんじゃないかなと何度も言いました。

それを実践していると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。

最近は余程のことがない限りあまりメールもしてこない二女ですが、よっぽど嬉しかったのでしょう。

この写真は、以前、彼がわが家に訪問したときのものです。夫がピザシートを作り、食べることが大好きな2人がトッピングしている様子です。

この後、見事な食べっぷりを披露してくれました。

2007年10月2日火曜日

異邦人

急に仕事が忙しくなったというのに、なかなか仕事モードに切り替えられなく困っています。

理由は、沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読み始めたからです。

「深夜特急2」のシンガポール編を一気に読んだ後、翌日は「深夜特急1」の香港、マカオ編をガイドブックで足跡をたどりながら読みました。

車の中では、徳永英明さんの「異邦人」を聴きながら、想いは香港の街を彷徨っている沢木さんの姿を連想してしまいます。

「深夜特急3」は、いよいよインド・ネパールへと進んでいきます。

一気に読み進んでいきたいところですが、今日は手に取らないようにしています。

1時間だけ読もうと決心して手に取ったら最後、昨夜同様深夜の就寝になってしまいそうだからです。

子どもたちのゲームもこんな感じでだらだらと長時間やってしまうのかもしれません。

今夜はこのブログも早めに切り上げてもう少し仕事をします。

2007年10月1日月曜日

郵便ポスト

 今日から郵政民営化がスタートしたので、朝から郵便局関連のニュースが多く取り上げられています。

今朝の「めざましテレビ」では、郵便ポストについてレポートしていました。

写真のような赤い郵便ポストは最近はめっきり目にしなくなったのですが、現在、都内には5ヶ所しか設置されていないそうです。

このポストは一昨年、大津に出かけたときに見つけたものです。

大津駅からぶらぶら歩いていたら、「花登筺さん」の生誕の地の石碑の横に立っていました。

古い町並みにこの赤いポストは本当によく似合います。

8月の中旬に行った葛飾柴又の帝釈天前の店先にもこの赤いポストがありました。

5ヶ所のうちの1つです。

民営化に伴ってポストもその土地にあったものが設置されているようです。

テレビでは都市の景観をそこなわないように作られたグレーのお洒落な郵便ポストも紹介していました。

郵便ポストをいろいろ調べてみると記念郵便ポストというものがあることがわかりました。


このポストは大宮駅開業120周年記念ポストらしく2005年に大宮駅構内に設置されたようです。

レトロな感じでいいですね。駅という漢字も昔の字を使っているところが120年の歴史の重みを感じさせます。

ポストの色は万国共通ではなく国によって色が違うらしく、アメリカは青、ドイツは黄色だそうです。

海外を訪れた時、建築物や文化遺産、景色などは写真にとることがあるのですが郵便ポストなども撮ってくるのもまた面白そうです。

いろんなことに興味を持って眺めてみると、世の中には面白いことがけっこうころがっているのかもしれません。