2007年10月30日火曜日

英語でしゃべらナイト 坂東眞理子さん

昨夜の「英語でしゃべらナイト」のゲストは、あの「女性の品格」の著者「坂東眞理子さん」でした。

著書が大ベストセラーになっているのは知っていましたが、彼女の顔や経歴はまったく知りませんでした。

彼女は、現在、昭和女子大学の学長を務めているそうですが、もとは総理府のキャリアだったとの事です。

そして、オーストラリア・ブリスベンの初の女性総領事となり、現地の人とのふれあいを通して多くのことを学んだと話していました。

昨夜の番組でパーティートークを勉強するコーナーがあったのですが、レギュラー陣が今ひとつ場の雰囲気にあった英語を話せないのを、坂東さんはかつてのオーストラリアの経験をもとにアドバイスされていました。

素晴らしい経歴の持ち主ですが、一見、普通の穏やかな中年女性に見えます。

ひとたび英語を流暢に話されると、もう次元の違う人だと思ってしまいます。

これは、英語コンプレックスというものなのでしょう。

私は、小、中、高、そして大学まで英語を勉強しましたが、実際に海外旅行ではろくに話すことができないし、聞き取ることもできません。

必要性がないからだと思いますが、よくよく考えれば情けない話です。

沢木さんの深夜特急の中でも、カブールの旅館の客引きの若者に沢木さんが馬鹿にされる場面がありました。

若者はアルファベットは全く読めないのですが、生活の中で憶えた分かりやすい英語を話し、沢木さんの英語をヘタだとなじります。

それで10年も勉強したとは信じられないという表情をして笑い出す場面がありました。

その若者にとっては、貧しくても生きて行くために、英語を話し欧米からの旅行客を1人でも多く勧誘しなければならないのです。

日本人の旅行者は上客らしいのですが、みな一様に英語が下手で困ると若者は話しています。

同じアジアの民族でも陸続きで他国との往来が可能な国と島国日本ではどこか違うのかもしれません。

深夜特急の時代から随分と年月が過ぎ、現代の若者たちは、海外留学や英会話スクールに行ったり、小学校でも英会話を学ぶ時代へと変わってきています。

日常会話くらい英語で話せると楽しいでしょうね。

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