最近、夕食時にアメリカのドラマ「名探偵 モンク」を視聴しています。
主人公のモンクは、強迫神経症、潔癖症、高所恐怖症など38もの恐怖症を抱えている私立探偵です。
そんなモンクですが、観察力や推理力、そして記憶力は抜群で数々の事件を解決していきます。
このモンク役の俳優さんは、トニー・シャルーブという方で、極度の潔癖症のモンク役を見事に演じています。
この方自身もそうなのではと思う位、挙動不審にみえるモンクの行動や表情をうまく演じています。
毎回登場する握手のシーンでは、他人の手と触れたくないモンクのとまどった表情が素晴らしいです。
人は大なり小なりモンクのようなこだわりを持っていると想像します。
私も長女を出産した頃、過度に清潔に気を配りすぎていた時期がありました。自分の手だけではなく娘の手も汚れるとすぐに洗ったり、拭いたりしていました。
娘も言葉を覚え始めると、「ばっちい ばっちい」という言葉をよく使うようになりました。
ちょっとでも手が汚れると「ばっちい」です。
そんな娘だから砂場で遊ぶなんて考えられません。靴に砂がつくと大騒ぎして「ばっちい」です。同年齢の子どもが砂場の中でどろんこになって遊んでいても、砂場の周囲から手を伸ばし、持っているスコップなどで砂遊びをする始末です。
そんな娘でしたが、保育園に通う頃にはすっかり「ばっちい」は卒業していました。それどころかその後の人生は、モンクの真逆のような生き方をしています。
モンクを観ながらホッと胸をなで下ろしています。
このドラマは、コメディタッチで安心して観ることができます。
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