プラハ駅までの道のりが思った以上に遠く、旧市街に戻った頃には疲れ果てていました。
マリオネット・シアターは、旧市街にあるのでここまで辿り着けば一安心だと思い、カフェで休憩することにしました。
夫がガイドブックで調べておいた「カフェ・インディゴ」にいくことにしました。ガイドブックによれば「地元の学生に人気のおしゃれなカフェ」ということで、店内には若手芸術家の作品が多く展示されているそうです。
ガイドブックを片手にカレル橋近くのそのカフェを目指しました。地図で示されている場所には見当たらず、ウロウロ探し回りました。マリオネットの時間が気になりますし、足も疲れてきました。仕方なく予定を変更してマリオネット・シアターの近くのカフェで休憩することにしました。
ここです。シアターのすぐそばなので時間の計算ができます。特にこれといった印象のない普通のカフェですが、とにかく腰をおろしたい私たちでした。
普通のカフェと思いましたが、外観をよくみるとなかなかお洒落なカフェでした。
マリオネットの開演時間の30分前にカフェを出て、シアターに向かいました。
マリオネットはチェコの国民的娯楽として親しまれてきたそうです。早めに入場していい席を確保したいと考えました。
題目はモーツァルトの名作歌劇「ドン・ジョバンニ」です。有名なオペラの演目らしいのですが、事前に下調べができていなくて内容も分らないままに参加しました。
チェコ語のため何を言っているのかはわかりませんでしたが、想像力を駆使しながら鑑賞しました。コミカルな人形の動きはとても楽しく会場内に笑いが広がりました。
オペラ「ドン・ジョバンニ」の内容が国立劇場のサイトで紹介されていました。
無類の色男ドン・ジョヴァンニが、ある晩騎士長の娘ドンナ・アンナのもとに忍び込むも、アンナに騒がれ、駆けつけた騎士長を刺殺してしまう。従者のレポレッロと逃げる途中で捨てた女ドンナ・エルヴィーラに追い回されたり、結婚直前の村娘ツェルリーナを口説いたりと自由闊達に放蕩の限りを尽くす。やがて悪行がばれて逃げ出した先が、決闘で殺した騎士長が眠る墓場。ドン・ジョヴァンニは不敵にも騎士長の石像を晩餐に招く。石像は彼に改悛を迫るが、拒んだため地獄に落とされる。
スタッフの方々です。楽しい時間を過ごすことができました。
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