夫が大きな梨をもらってきました。
見た目はあの懐かしい「長十郎」ソックリです。
子どもの頃の運動会や秋祭りのときによく登場したのが長十郎でした。
シャキシャキとしているような、ザラザラとしているような、それでいて甘みたっぷりのこの梨が大好きでした。
最近はスーパーで全く見かけなくなりました。長十郎に代わって梨の顔として「幸水」がその座を奪ってしまったようです。
長十郎のことを調べているとこのサイトを見つけました。
第13回 消えゆく「長十郎」 via kwout
川崎市にある川崎大師の境内に『種梨遺功碑』という石碑があるそうです。長十郎を発見した当麻辰次郎さんの功績を讃えこの碑が建てられたそうです。
長十郎が発見されたのは、明治26年のこと。川崎市の大師河原の梨農家であった当麻辰次郎が、自分の梨園で他とは違った品種を発見し、自分の家の屋号をとって「長十郎」と命名した。長十郎が世に出てからしばらくして、明治30年に梨の病気である黒星病が大流行した。ほとんどの品種が壊滅状態になる一方で、長十郎は被害が少なかったため、これ以後、病気に強い品種として栽培する者が急増したという。長十郎という名前は屋号からとったものだったのですね。発見者の名前だと思っていました。自分の名前からとったのだとしたらいつも「長十郎」と呼び捨てにされるのは抵抗があるかもしれませんが、屋号なら嬉しかったに違いありません。
長十郎は懐かしいのですが、幸水と2つ並べられていると幸水を手に取ります。りんごは昔食べた国光りんごはふじにはかないませんし、ぶどうもまた子どもの頃よく食べた小粒のものより種なし巨峰が断然好きです。
贅沢になったものです。
今年の夏はガリガリ君という梨のアイスを食べました。低価格のアイスですが梨の味がしっかりしました。
ハンガリーでは、梨味のガス入りの水を飲みました。美味しかったです。こんな水を飲んでいると普通の水では物足りなくなりそうです。
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