メルボルン2日目のメインイベントは「リトルペンギンウォッチングと動物ふれあい体験」でした。
市内から車で約2時間のフィリップ島が保護地区になっていました。
途中、小さな動物園に寄り、カンガルーやコアラ、ウォンバットなどと一緒にふれあいをすることになっていました。
動物ぎらいの夫にとってはこれが悩みの種でした。
車に乗ってから早々と案内の方にその旨を伝えていました。
ツアー参加者は私たち夫婦とわが家の娘たちにどこか似ている若い女性の3人でした。
動物に対して警戒心むきだしの夫の言動が、せっかく動物との触れあいを楽しみにしている彼女に、不愉快な思いをさせないかと内心心配していました。
カンガルーの親子です。赤ちゃんがお腹の袋から顔を出している様子はとても可愛らしく、私も彼女も何枚も一緒に写真を撮りました。
夫は場の雰囲気を壊すような態度は示さず、おとなしく柵の外からカメラマン役に徹していました。
ウォンバットです。「ウォンバット」とは、原住民であるアボリジニーの言葉で「鼻が平たい」という意味だそうです。
ここで時間を調整し、いよいよ日没を待って始まるペンギンパレードの地区へ向かいました。
入り口には、今日見られるペンギンの数は333と表示されていました。
体調30㎝のリトルペンギンが日没後、海から巣に戻ってくる様子を観察するのですが、愛らしいペンギンがより近く見られるプラス席はAドルで13.5ドル追加でした。
じっと目をこらしていると10匹から20匹くらいの集団でペンギンが海からあがってきました。
全員がそろったところで砂浜をよちよちとパレードしながらそれぞれの巣に戻っていきます。
よく見ると巣からお迎えにきているペンギンもいます。
しばらくすると、また別の集団が上陸し、お行儀よくパレードを始めます。
健気なペンギンの姿に感動しながらふと空を見上げると、満天の星にまたまた感動してしまいました。
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