私が見ていたテレビ番組で一番古いものは「七人の刑事」だと思います。
まだ小学生だった私には、ドラマの詳しい内容は理解できなかったと思いますが、父が見ていたそのドラマを一緒に見ていました。
芦田伸介さん、佐藤英夫さんが出演されていました。
元祖刑事ドラマでした。ドラマの最初だったか終わりだったか忘れましたが、7人の刑事さんたちが並んで歩くシーンがカッコイイと思っていました。
「ウ~ウ~」だけの主題歌も重みが感じられて、子ども心に本格的な刑事ドラマのように感じていました。
今、私が夢中になってみている「モンク」や「「CSI:NY」に比べると、白黒だったせいか、子どもだったせいかわかりませんが、ドラマは終始暗い画面で、重苦しい犯罪が主として描かれていました。
七人の刑事をどのように見ていたかを思い出しますと、実家の居間には、大きな掘りごたつがあり、コタツの中には練炭があったように記憶しています。
かつての北陸の冬は寒くて、電気コタツでは頼りなく感じられたことと思います。
練炭コタツを入れるととても温かいのですが、練炭による一酸化炭素中毒の危険があり、父は時々、掘りごたつのフトンをあげて換気をしたりしていました。
七人の刑事と掘りごたつは切り離せない思い出です。
年を重ねてくると、ずっと忘れていたことをふっと思いだすのは何故なのでしょう。
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