青春歌謡の代表曲といえば舟木一夫さんの「高校三年生」があげられます。
ちょっとした理由があって、舟木さんの初期の作品を連日のように聴いています。
青春歌謡とは、日本中が今ほど豊かではなかった昭和30年代から40年代にかけて「青春」をテーマにした歌が一世を風靡して、青春歌謡というジャンルを生み出したと言われています。
その代表的な歌手が舟木一夫さんです。
舟木さんの「高校三年生」「修学旅行」「君たちがいて僕がいた」「仲間たち」「ああ青春の胸の血は」などを聴いていると、歌詞の素晴らしさに感動します。
学園生活や友情、未来への憧れなどひたむきに生きる若者像が見えてきて、胸が熱くなってきます。
「仲間たち」の歌詞です。
手紙よこせというあいつ、あばよあばよというあいつ、口じゃ元気に怒鳴ったくせに、僕が故郷をたつ朝は 涙ぐんでた仲間たち
純情な若者たちの友情が感じられます。この時代は学校を卒業してそれぞれの人生を歩き始めると、今のようにメールで簡単に交流を図ることもできず、永遠の別れに近い心情だったのでしょう。そういった切なさが歌詞から伝わってきます。
同名の映画の予告編です。こんな時代だったのですね。
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