2011年10月21日金曜日

カーネーション

朝の連続テレビ小説「おひさま」が好評のうちに終わり、笑顔が素敵な井上真央さんに会えないのが寂しく思っていましたが、新番組の「カーネーション」もなかなか面白いです。


今回のヒロインもまた真央さんに負けないくらい元気者の尾野真千子さん扮する小原糸子です。番組開始直後から糸子の明るさとパワフルな言動に引き込まれてしまいました。

「おしとやか」だとか「控えめ」などの形容詞は男性目線のものであり、女性からみれば、糸子のような力強さや男たちと対等に向き合える女性が頼もしく感じられます。

番組HPの中で脚本家の渡辺あやさんが、糸子のモデルになった小篠綾子さんの晩年の言葉を紹介しています。

敗戦の瓦礫の中から目を見張る程の高度成長を成し遂げたのは、影で支えた日本中の母親たちの母性愛ではなかったかと綾子さんは書いています。子どもたちに少しでもいい暮らしをさせてやりたい一心で一所懸命働き抜いた母親たちのがんばりが早い復興につながったと書かれています。

こういったテーマで物語は展開していくのだと思われます。

楽しみです。子どもを育てていくのは大変なことです。母親には、おしとやかであるより、たくましく家族を支えていく力が必要になってきます。

戦後の女性たちの生き方に注目して視聴します。

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