江戸時代の伝統的な町屋建築の住宅を見学しました。
国の登録有形文化財建造物となっているらしく、中は手入れが行き届き、廊下はピカピカに磨き上げられ、お庭は水琴屈があったり、木々が配置よく植えられていました。
暑い夏の日でもお庭から涼しい風が吹いてくるような気がします。暑苦しいセミの鳴き声でさえこちらのお庭から聞こえると風情があるようにも思えます。
こんな広い二間続きの離れでは、暖房も冷房も効きそうにもありませんが、かつての人々は知恵を絞って生活していたのでしょう。団扇や打ち水、蚊帳などが似合いそうです。
石の配置や苔の生育にもこだわりがあるのでしょう。
長い廊下をから拭きするのは大変です。膝に不安を抱える私などはこのような立派な日本家屋には住めないですね。こんな大きなお屋敷ではなかったのですが、実家の廊下を走って父によく叱られたことを思い出しました。靴下をはいていると滑って楽しいのでこっそりと走ったりしました。
このような日本家屋に比べると最近の機能的なマンションでの生活は快適だと思いますが、日本の伝統的な家屋も残してほしいような気がします。マンション暮らしの私が言うのもなんなのですが。
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