今日仕事に行く途中にどこからか金木犀のいい香りがしてきました。
家の中ではまだまだ暑く、半袖Tシャツを着ている私ですが、確実に季節は移り変わっています。
仕事にいく細い道には、桜の木があったり、枇杷の木があったり、沙羅の木があったりと季節の移り変わりを感じることができます。
普段は車が多く、道端の草花に足を止めることはめったにありませんが、その道を歩くときはいい香りのする方を眺めたり、咲きほころんだ桜や梅を楽しんだりしています。
今は亡き実家の父も花が大好きでした。
家の周りに花壇の花や百合を植えていました。
父はとにかく働き者で暇さえあれば何か仕事をしていました。
麦わら帽子をかぶり、家の周りの草むしりをしているのが父のイメージです。
父は花のことを「お花さん」と呼んでいました。
「綺麗なお花さんを切ってきたから花瓶に入れておいてくれ!」などと言っていました。
父が亡くなった後に、数ヶ月前に植えた大輪の白い百合がいっせいに花を開いたそうです。
お花屋さんで白い百合を見かけると父のことが思い出されます。
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