浅間温泉のホテル玉の湯の車坐コンサートで、「雅&健」の二人は用意していた楽曲を披露した後、観客によるリクエスト大会になりました。
歌詞が書かれた歌の本が配られ、彼らと観客が一体となって歌うというわけです。
真っ先に手を挙げたのが義父でした。
リクエスト曲は「高原列車は行く」でした。
誰もが歌ったことがある明るく健全な歌で盛り上がりました。
何曲か声を合わせ歌った後、再度義父が手を挙げ「あざみの歌」をリクエストしました。
実家の母も大好きな歌です。
親世代の青春時代の思い出の1曲だと思われます。
倍賞千恵子さんが澄んだ声で歌っています。
母が好きな歌だったので私も覚えていたので歌いました。
歌いながら夫の両親や私の両親の若かりし頃のことが想像され涙がこぼれそうになりました。
調べてみると、あざみの歌は1950年、戦後間もなくのNHK「ラジオ歌謡」で流され、大ヒットした歌だそうです。
歌詞に「あざみに深き わが想い」とか「いとしき花よ 汝ははあざみ」とあるのであざみの花は好きな人を指していると思われます。
恵まれた青春時代ではなかったとは思いますが、心をときめかせた瞬間があったのでしょう。
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