2009年7月14日火曜日

ただいるだけで

いち倫の床の間にかけられていた詩は相田みつをさんの作品だとわかりました。

長女が東京で仕事をしていた頃、銀座にある相田みつをさんの美術館に行ったときに私にポストカードを買ってきてくれました。

ただいるだけで

あなたがそこに ただいるだけで
その場の空気が あかるくなる

あなたがそこに ただいるだけで
みんなのこころが やすらぐ

そんな あなたに わたしも なりたい

心にじいんと響き渡りました。

離れて暮らしていても折に触れ家族のことを思い出してくれている娘の心遣いが嬉しく思いました。

いち倫の「雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を」も簡潔でありながら、人の心を動かす作品です。

自分がいなくなった後でも作品を通して、人を勇気づけたり、和ませたりできることは素晴らしいことですね。

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