娘とバーゲンに行った後、イタリアンのお店に行きました。
金曜日の夜ということで店内は混み合って、あちこちのテーブルから大きな話し声が飛び交っていました。
私たちの隣の席は中年の男性と若い女性でした。
会社の上司と部下といった感じでした。
若いウェイトレスの女の子が頼まれたワインのボトルを持ってやってきて、コルク栓を抜き始めました。
その様子を黙って見ていられなくなった男性がおもむろにコルクの抜き方を実地指導し始めました。
ワインオープナーをコルクに立て、ワインの瓶のほうを回すのだと伝授していました。
その後もコルク栓を取るときの諸注意も優しく丁寧に教えていました。
若いウェイトレスの女の子は嫌な顔をせずに、「有り難うございます」と言いながらお客さんの好きなようにさせていました。
ワインオープナーの正しい使い方を知らない私は感心したり、お店の女の子に同情したり、部下の女性が一連の流れをどう思うのかを想像したりしました。
自分の夫がお店で同じような行動をとったとしたら、「やめてよ!黙ってワインが出されるのを待っていればいいのよ!」などと言いそうです。
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