2009年1月16日金曜日

小豆雑煮

今日は小正月です。

元旦からの正月を大正月というのに対し、1月15日を小正月というそうです。

古くから小正月には小豆粥を食べる風習があることを「おうち歳時記」という本で知りました。

小豆粥は食べたことがないのですが、実家のお雑煮は小豆雑煮でした。

小豆雑煮は甘くないぜんざいといった感じです。

子どもの頃は、好みでお砂糖を加えぜんざいのように食べていました。



調べてみると島根や鳥取のほうでも小豆雑煮を食べる地方があるようで嬉しくなりました。

2日目以降になるとおすましやお味噌汁のなかにお餅を入れて食べることもありました。

これまでの人生の中で一番美味しかったお雑煮は、大学時代の友達Tちゃんの家でご馳走になった富山県のお雑煮です。

具だくさんのお雑煮で野菜や魚がたくさん入っていました。

小豆雑煮かあっさりとした味噌仕立てのお雑煮しか食べたことがなかったので、その豪華さと美味しさにびっくりしたことを覚えています。

現在住んでいる東海地方のお雑煮は、おすましの中に里芋ともち菜だけのあっさりしたものです。

Tちゃんも私も金沢で学生生活を送っていたのですが、お正月に実家に帰り休み明けに下宿に帰ってくるとき、Tちゃんは茹でた蟹を新聞紙にくるんで持って帰ったことがあります。

豪快にポキポキ折って食べたことがありました。

Tちゃんのことを懐かしく思うとき、お雑煮と蟹のことも必ず思い出します。

ブログ読んでくれているようですが、覚えているかしら?

0 件のコメント: