2009年1月13日火曜日

あんた

スーパーへ買い物に行ったときのことです。

母親と娘が揃って買い物に来たようなのですが、母親が何か買い忘れをして別々に行動していたらしく、ようやく戻ってきた母親に向かって「あんた、どこ行ってたの?」ときつい口調で聞きました。

「ごぼう買い忘れたから行ってきた。」と母親も普通に答えていました。

親に向かって「あんた」というのは私には考えられません。

夫婦の間で「あんた」「お前」というのは、私は抵抗がありますが、まだ考えられないこともありません。

関西の方などは会話の中で親しみを込めて、合いの手のように「あんた」と言っているのもそんなに気にはなりません。

ですが子どもが親に向かって言ったり、生徒が先生に向かって「あんた」と呼ぶのはいやですね。

親だからといって完璧な人間ではないのですが、「親に向かってその口のきき方はないでしょう。」と一喝してほしいものです。

韓国旅行に行ってからますます韓国に興味が湧いてきました。

韓国社会が儒教の教えに重きをおき、長幼の秩序や礼儀、親孝行などにとても厳しいということを知りました。

子どもが親に敬意を払わずに「あんた」などと呼ぶのは許されないことでしょう。

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