2007年11月15日木曜日

証人喚問

午後の参議院での守屋前防衛次官の証人喚問の中継を見ました。

昼食をとりながら何となく見始めたのですが、やつれた面持ちで証言をする彼の様子に目が離せなくなりました。

証言で、昼夜を問わず真面目に働いている自衛隊員に対して、ゴルフばっかりやっていた自分が恥ずかしく申し訳ない気持ちでいっぱいだと答えていました。

責任をとって退職金も受け取らないと答えていました。

そのゴルフの最中で、あるいはその後の会食などで、不透明な取引があり、ゴルフをするのもまた大事な仕事だと考えていたと想像するのですが、収賄事件の核心に触れられると、「記憶にございません」を繰り返していました。

テレビに映っている彼の印象は、話してもいいことと絶対に口にしてはならないことを瞬時にして選別しなければならない苦しさが顔に表れているようでした。

自暴自棄になってこの際、全部真実を話して楽になればいいのにと思ってしまいました。

必死に誰か偉い先生方をかばっても、守屋さんはこの先、穏やかな人生を過ごせるとは考えにくいからです。

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