自分の年を感じることの1つに、「干支で年を聞いてしまうこと」があげられます。
年齢を聞いた時に、例えば西暦なんかで答えられても、即座に幾つなのか分からず、「何どし生まれ?」って聞いてしまいます。
亡くなった祖母は、大変教育熱心な人で、九九も干支も学校で習う前に祖母に教わったような気がします。
「ね、うし、とら~」とじゅ文のように祖母に教えこまれました。
祖母は、決まってこう言いました。「十二支の中で一番、頭がいいのはねずみ年」だと。
祖母はねずみ年なのです。
祖母は、「ねずみは智恵があったから牛の背中に乗って競争し、ゴール直前で飛び降りて1位になった。」と得意顔で聞かせてくれました。
女性は年齢をあまり公表したくないものなのですが、干支で聞くとすんなり答えてくれたりしますし、こちらも「さる年なら妹と同じだな」とか「たつ年ならいとこのTちゃんと同じ」とすぐに把握できます。
将来的には、西暦がはばをきかせ、干支で年を表すなんて衰退の一途をたどっていくような気がします。
わが家の娘たちも自分の干支は知ってても、十二支の順番を正しく言えるかどうか怪しいものです。
来年は頭がいいねずみ年です。
新聞の記事に「干支だるま」作りがピークだという神奈川県のだるま屋さんが紹介されていました。
頭がいいような、ちゃっかりしているような顔をしています。
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