新聞の下のほうにある本や雑誌の紹介文を見るといつも感心してしまいます。
まず本のタイトルのつけ方がうまく、読みたくなってしまいます。
11月7日の日経新聞に、幻冬舎の新刊が掲載されていました。
「病気に強い人、弱い人」「渡る世間は顔しだい」「一歩、踏み出せない人のために」「アウトドア般若心経」といった具合です。
タイトルだけで興味がわいてきます。
出版社や作家にとっては、このタイトルのつけ方で販売数が大きく違ってくるのでしょう。
どんなに素晴らしい内容の本でも、まず手に取ってもらわないと始めの一歩が踏み出せないというわけですね。
「渡る世間は顔しだい」は、元NHK美粧師の岡野宏さんが書かれた本のようで、松下幸之助から総理大臣まで10万人の顔を作ったプロが教える成功する顔しない顔などと書かれています。
本屋さんでついペラペラめくってみたくなるような宣伝文句です。
幻冬舎の本を調べてみるとこんな本もありました。
「CMをネタに、日本人のひとりとして言わせてもらいます」。これも読んでみたくなりますね。
本の場合は、興味をひくタイトル作りは賛成ですが、全日本の女子バレーの選手に付けられている「プリンセス」とか「スピード&ビューティ」とかは聞いている方がちょっと恥ずかしくなってしまいます。
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