ガウディの代表的な建築物を見学した後は、いよいよ「サグラダ・ファミリア」です。
現在進行形の建築物なので高い塔の部分の足場や重機が遠くから見えてきました。
これらの重機が一掃された大聖堂が見たいと思いましたが、何十年か先の完成の暁には、このような写真もまた貴重な過去の資料になることと思い、この光景をしっかり目に焼き付けておこうと思いました。
エレベーターで鍾塔に上ることができるそうですが、いつも大混雑していてツアーには組み込まれていませんでした。
ところが、私たちのツアーは少人数だったので、「もしかしたら当日分のチケットが取れるかも」とジェニーさんが咄嗟に判断されてチケット売り場に向かわれました。
ジェニーさんは何度も「期待しないでね!」と言ってその場を離れましたが、戻ってくるジェニーさんの手にはチケットがありました。
サグラダ・ファミリアの「生誕のファサード」です。
「受胎告知」の場面の下に「奏楽の天使たち」の彫刻があります。6人の天使がハープやバイオリンなどを演奏しています。これは日本人彫刻家の外尾悦郎さんの作品です。
外尾悦郎さんはサグラダ・ファミリアの主任彫刻家を務めておられるそうで、同じ日本人として嬉しく、そして誇らしい気持ちになりました。
聖堂内部です。森をイメージしてあるそうです。
鍾塔に登ると、糸杉に止まっている真っ白い鳩を間近にみることができました。ここからバルセロナの街が一望できます。
外尾悦郎さんの果実の彫刻も見えます。
下りはこの狭いらせん状の階段を降ります。下をのぞき込むと足がすくんでしまいました。
2026年に完成すると言われているサグラダ・ファミリアですが、完成した姿を見ることができれば最高です。
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