スペイン3日目はバレンシアからグラナダまで移動し、アルハンブラ宮殿を見学しました。
約6時間の移動の間に、添乗員さんからアルハンブラ宮殿の歴史的背景などを教えてもらいました。
かつて、スペインを占領し栄えたイスラム教徒の宮殿であること、後にキリスト教徒による国土回復運動により奪還されたことなどが理解できました。
フェニキア人、ケルド人、西ゴート族、ゲルマニアなどはるか昔、世界史の教科書で見た民族の名前とともに詳しく説明してもらったのですが、頭に入らず、とにかく「スペインに屈服させられたイスラム教徒の宮殿である」ことだけ分かりました。
糸杉の道を通って王族の夏の別荘「ヘネラリフェ」に向かいました。ハイライトのアルハンブラ宮殿はまだお預けです。
小高いところからアルバイシン地区が見えます。ここはイスラム教徒のための居住区だったそうです。
野外劇場がありました。
中庭です。王族が避暑にくるので清涼感が出せるような工夫が随所にみられます。
ヘネラリフェです。ここにも噴水や池があります。薔薇の季節には両側が薔薇で埋め尽くされるそうです。
まるで絵のような風景です。
いたるところに植えられているオレンジの木です。葉っぱの下に、もう一つ小さな葉っぱが付いているものは、すっぱくて食べられないそうです。
カルロス5世宮殿です。正方形の建物の内部は円形の庭になっています。
円形の庭で説明をしてくれるガイドさんです。
ガイドさんとともにお待ちかねのアルハンブラ宮殿に向かいました。
この構図のアルハンブラ宮殿の写真をよく目にしますが、本物のアルハンブラ宮殿です。宮殿が水に映って幻想的です。
バドミントンサークルの友だちで、ギターが趣味の人がいるのですが、ギターの名曲「アルハンブラ宮殿の思い出」を弾きながら、まだ見ぬアルハンブラ宮殿に憧れを抱いているそうです。
私の旅の話を聞きながら、「いつかは必ずアルハンブラ宮殿を訪れる」と熱い想いを語っていました。
私もあの哀愁を帯びた旋律が大好きです。
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