イタリアの街にはいたるところにバールと呼ばれるカフェがあります。
添乗員さんから聞いたのですが、ベネチアの公衆トイレは他のどの都市よりも高く、1ユーロ以上するらしく、それならバールに入って1ユーロのエスプレッソを飲み、お店のトイレを借りるのもありだということです。
バールでエスプレッソを立ち飲みすると1ユーロ、席に座って飲むと倍近くなり、オープンテラスに座るとさらに高くなるそうです。
早速、バールで立ち飲みしてみました。
添乗員さんに聞いていたのですが、エスプレッソは濃くて少ない量です。この量なら席に座ってゆっくり飲むまでもありません。せっかくだからトイレも借りてみることにしました。バールのトイレには鍵がかかっていて、お店の人に使いたいと言うと、カウンター近くにあるスイッチを操作して開けてくれました。
続いてローマのスペイン広場の傍のバールです。
このバールは数年前、娘と来たときに入ったバールです。その時は席に座って飲みましたが、今回は立ち飲みです。
ここも1ユーロです。イタリアの人はあの少ないエスプレッソにたくさんお砂糖を入れて飲み、最後にカップの底のコーヒー色したお砂糖を食べるのだとか。早速、お砂糖を入れて飲み、溶けなかったお砂糖を食べてみました。思ったより美味しいです。このお店の店員さんが「ジャパニーズ?」と聞いてきました。どうやらサッカーの長友選手効果で日本人に友好的です。私たちも嬉しくなり店を出るときには「チャオ」と手を振りました。
とびきりのスマイルで見送ってくれました。イタリアの女性は美しく、男性はカッコイイです。
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