2011年9月10日土曜日

イタリア旅行 フィレンツェ

ピサの斜塔観光の後、私たちはフィレンツェに向かいました。街全体が世界遺産に指定されているということで期待が高まりました。

始めにフィレンツの街が一望できるミケランジェロ広場に行きました。



ここからの景色はイタリアを紹介した番組でよく映し出されています。ドゥオモやヴェッキオ橋がしっかり見えます。街全体が世界遺産なのでバスは旧市街には入れず、歩いて旧市街に向かいました。旧市街に足を踏み入れると、そこはまさに美術館の様相を呈していました。



柱や彫刻が素晴らしくここは美術館かと思いきや、革製品の市場でした。



道路の両脇にはグッチなどイタリアを代表するブランドショップが立ち並んでいます。



フェラガモ本店です。どちらをみても素晴らしい建築物や教会、美術館が溢れており、街全体が世界遺産に指定されていることに納得しました。



ドゥオモと鐘楼です。ドゥオモの丸い天井のことをクーポラというそうです。



ドゥオモの中に入りクーポラを見上げると光が差し込んでまばゆいばかりでした。



サン・ジョヴァンニ洗礼堂の「天国の扉」です。この扉を開けるとパッと光が差し込んで天国へ導いていかれるような感じがします。



ヴェッキオ宮です。フィレンツェの支配者メディチ家が一時ここに住んでいたそうです。新しい居城をピッティ宮殿に移したとき、コジモ一世は、専用の渡り廊下を作り、ヴェッキオ宮からウッフィツィ、ヴェッキオ橋の上を渡り、ピッティ宮殿まで約1kmの専用の渡り廊下を作らせたそうです。



ヴェッキオ橋です。橋の上には金銀細工の宝石屋さんが軒を連ねています。橋の上にはコジモ1世の渡り廊下があります。当時は宝石屋さんではなく肉屋さんが並んでいたらしいのですが、異臭を放っていたのを嫌い宝石屋さんにかえたそうです。権勢をふるっていたことがこのエピソードでもわかります。

ウッフィツィ美術館ではルネッサンスの絵画を堪能しました。世界史の図説でみたボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」などの作品を実際に見ていることが嬉しく思いました。ガイドのMさんの明快な解説に引き込まれました。
楽しい時間をありがとうございました。

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