イタリア旅行も後半に入り、5日目はローマに向かいました。
途中、オルビエートという小さな街に寄ることになっていました。
初めて聞くその街は、「平野にぽっこりと盛り上がった丘にある城砦都市」と日程表に書かれていました。
帰国後、いろいろ調べてみると、「世界一美しい丘上都市」と呼ばれていることがわかりました。オルビエート駅からは、フニクラと呼ばれる登山列車で行きます。「フニクリ・フニクラ」という歌がありますが、あのフニクラです。
フニクラです。観光客がいっぱい乗り込みました。
降りてからはバスで旧市街まで行きます。
城壁の中にはいると見事なドゥオモがありました。建築物の正面(デザイン)をファザードというらしいのですが、このオルビエートのドゥオモのファザードは本当に美しいです。こんなこじんまりとした街にこんな素晴らしいドゥオモがあるなんて、さすがイタリアです。
ちょうど結婚式が行われていて、内部の様子をみることができました。
ドゥオモから街の中心部に歩いて行くと、そこはまるで中世の街のようです。陶器の可愛らしいお店がたくさん並んでいます。
石造りの街並みが続いています。小径を散歩したくなりました。
イタリアの観光と言えば、ローマやベネチア、そして「ナポリを見て死ね」のナポリなどが有名どころですが、この小さな天空の街オルビエートは知る人ぞ知る素晴らしい街です。
旅行の日程表にオルビエート観光2時間と書かれているのを見たとき、フィレンツェからローマに一気に向かうのは大変だから、中間地点で休憩をかねて立ち寄るのだとあまり期待していませんでした。予想に反して、とても美しい街でした。
今回のイタリア旅行でのお気に入りスポットの上位に位置すると思います。
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