俳優の山内賢さんの訃報を知りました。
山内さんと言えば「二人の銀座」です。この歌がヒットした頃は、私はまだ子どもで歌詞にあるペーブメントの意味も知りませんでした。銀座とかみゆき通り、すずらん通り、ペーブメントなどの言葉に憧れのような気持ちを抱いた覚えがあります。
娘が社会人になり、職場が銀座になったときは本当に嬉しく思いました。娘の案内で銀座に行く機会がありました。銀座を歩きながらこれが俗にいう銀ブラだと思い何だかはしゃいだ気分になりました。その時に自分が持っていたあの銀座のイメージが大きく崩れました。
「二人の銀座」とか「銀座の恋の物語」で歌われていたような銀座ではなく、高級ブランドのショップが建ち並び、デパートもただの三越ではなく、銀座という名前が頭についただけで敷居が高いような銀座三越、銀座松屋などがありました。
「二人の銀座」です。歌い方がとても真面目な感じです。山内さんは、小栗旬さんやスケートの小塚選手のような顔立ちだったような覚えがあります。デュエットのお相手の和泉雅子さんの歌声は清楚で可愛らしい感じです。後に、和泉さんは、女性で初めて徒歩で北極点に到達されました。人に歴史ありですね。
今朝から何回もこの「二人の銀座」を聴いています。永六輔さんの作詞で、ザ・ベンチャーズの作曲だったことを今日初めて知りました。
山内賢さんのご冥福をお祈りします。
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