2011年9月7日水曜日

イタリアの街角

海外旅行の楽しみと言えば、その国の歴史的建造物に触れたり、大自然の中に身を置いたり、食文化や人々の生活の仕方をみたり、人それぞれ楽しみ方が違います。

今回のイタリア旅行は目にする物がことごとく歴史的価値のあるものばかりで、前後左右の景観だけではなく上に下にと注意を払わないと見逃してしまいそうでした。

旅行に行く前に、BSでベネチアを紹介する番組がありました。

ベネチア本島では車が走っていなくて荷物の運搬は手押し車のようなもので行われていると紹介されていました。



ベネチアの小径をリアルト橋に向かって歩いているとき、その運搬の車を目にしました。まさにこれです。遭遇したときは嬉しかったです。

続いてミラノのガレリアでの補修工事です。



ガレリアの下にうずくまって作業をしている女性がいました。よく見ると壊れたタイルやはがれた部分を補修していました。地道な作業です。歴史的建造物を丁寧に保存しようとする国家の意志が感じられます。



ベローナの広場にある市場で見つけたデッキブラシです。柄の部分がお洒落です。



市場の柱も野菜を入れた箱の絵もイタリア人の明るさを感じます。この大きな野菜はかぼちゃでしょうか。



イタリアのトイレです。日本の優れものウォッシュレットはないのですが、ビデがついていました。TOTOさんは市場を世界に向けるといいと思うのですが。

フィレンツェのホテルの傍のスーパーで買い物をしました。



レジの前にベルトコンベアーがあり、その上に商品を置きます。係の人はレジの前で座って商品を待っています。前の人の商品との境に自分で棒のような物を置きます。このシステムは2年前パリに旅行したときに経験済みだったので慌てなくてすみました。日本ではレジ係の人は立っていますし、一人一人に「カードをお預かりします」とか「いらっしゃいませ」とか言ってくれます。



大きなお肉がぶら下がっていました。何気ない風景も面白いです。

2 件のコメント:

Rumiko さんのコメント...

ちょっとした街角の何気ない景観が見ていて感動です!
昔、旅行や仕事でイタリアには何度か行きましたが、若さのせいか当時は小さなことが目に留まりませんでした。今回このような素晴らしい写真を拝見し、私も次イタリアへ行くときは、新たなイタリアを発見するつもりでいこうと思いました。いつになることやら。。。でも今よりさらに年を重ねてからの旅の方が、私にとってもっと価値があるかもしれません。。。

まっち さんのコメント...

Rumikoさんのコメントとても嬉しかったです。ブログを始めてから「何でも面白がってみる」という習慣が身につき始めました。世界遺産に登録されている建造物や景観ばかりではなく、ちょっとした看板や生活道具にも目がいくようになりました。特に海外では、いつ面白いものに出合うかもしれないので、常にキョロキョロしています。これからも頑張ってブログを続けます!