カッパドキアで宿泊したホテルはウチヒサールという村にありました。
ウチヒサールは「3つの要塞」という意味でカッパドキア地方で最も高い位置にありました。
ホテルからは「鳩の谷」が一望できました。
岩の上のほうにある穴は、かつてここで飼われていた伝書鳩の家です。
朝早くホテルの庭を散歩していると気球が見えました。
カッパドキア全体を気球に乗って楽しむというツアーがあります。夫はトルコに来る前からこのバルーンツアーに参加したいと言っていましたが、ツアー旅行なのでかなわないと諦めました。料金は一人3万円前後のようです。
ホテルを出発するとき、バルーンツアーに参加した観光客がホテルに帰ってきました。
大パノラマを満喫してきたことと思われます。
ギョレメ野外博物院に向かう途中、バルーン回収車を見かけました。
カッパドキアでは4世紀頃から多くのキリスト教徒が住むようになっていましたが、イスラムの圧迫にあい、岩を堀り洞窟の中に教会や修道院や住居を造って隠れ住んでいたようです。
ギョレメには数多くの教会があったようですが、現在は約30の教会が野外博物院として公開されています。
内部には信者が描いたフレスコ画がありましたが、保護のために写真撮影が禁じられていました。
教会の入り口があります。
洞窟の中には台所や食堂もあります。私は狭い所がニガテなのでここでは暮らせないなと思いながら見学していました。
息が詰まりそうな洞窟生活の中で信仰を続けることが人々に生きる力を与えてくれるのでしょうか。
トルコアイス売りのおじさんがいました。私もお決まりのパフォーマンスが見たくて買いました。案の定、すんなり渡してくれませんでした。
カッパドキアはワインの産地としても有名でこんな奇岩ボトル入りワインが売られていました。
ラクダ岩です。
「キノコの山」というお菓子のようです。
このあたりは「妖精の煙突」と呼ばれているそうです。
「3人の美女岩」です。カッパドキアの写真といえばこれですね。
カッパドキアの奇岩群を眺めていると大自然の風景でありながら映画の大型セットのような気がしてくると夫が言っていました。
長い年月をかけて生み出された不思議な世界です。
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