今日は着付け教室に通っている妹がわが家の娘たちに着物を着せてくれました。
始めは長女に振り袖を着せ始めました。
この振り袖は、実家の母が私と妹のためにあつらえてくれたもので、私が大学の卒業式に1回、妹は2回、姪が1回着ただけでした。
次は結婚した二女に私の留め袖です。どことなく若奥様の雰囲気が感じられました。
続いてそれぞれもう1枚ずつ着せてもらい、完成するたびに夫がデジカメにその姿をおさめました。
その写真を実家の母に送ろうと思います。
せっかく準備してくれた着物を着る機会は殆どなく、母も残念に思っていたにちがいがないので、娘が着なくても孫が着てくれると嬉しいと思います。
実家の両親は、自分たちの人生を楽しむといった生き方ではなく、自分たちよりまず子どものことを優先して考えていました。
そういう時代だったと思います。
両親は、子どもには学問は身につけさせるけれど、結婚の支度まではできないから、わが身ひとつを気に入ってくれる人と結婚しなさいといったようなことをいつも言っていました。
結婚するとき、何枚かの着物を用意してくれていたことを知り驚きました。
親ってありがたいですね。
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