今日は愛知県稲沢市の国府宮神社で「はだか祭り」が行われました。
以前、一度だけ見に行ったことがあります。
厄を背負うとされる「神男」に触れると厄払いができるというわけで、はだかの男の人たちが一斉に神男に群がって異様な熱気に包まれます。
神男が参道から群衆の厄災を一身に受け、儺追殿に納まると、神事は終了するらしいのです。
この祭りの日は、毎年身を切られるような寒さの日が多いのですが、今年は天候に恵まれて人出も多かったようです。
神社の参道脇には出店が立ち並び、お祭りを盛り上げています。
この出店でかつて大学生だった長女がバイトをしました。
寒さをしのぐためにお酒を飲むお客さんも多く、神事だけではなくここでも大混乱が予想されるので、バイトの話を聞いた私たち夫婦は猛反対したのですが、娘は強行してしまいました。
焼いた大あさりや串カツを運んだり、注文した品が遅いなどとお客さんの苦情を受けたりラクな仕事ではなかったようですが、その分日当はよかったような記憶があります。
鯛焼きやたこ焼きの店のお手伝いならまだしも、娘のバイトした店は出店の中でも本格的な出店だったようです。
その後、桜祭りとか七夕祭りなどのお祭りにでかけるたびに、娘は出店をチェックしてはだか祭りの時の出店一家のことを探していました。
今日は地元のニュースでこのはだか祭りの映像を観ることが多いのですが、長女はどんな気持ちで観ているのでしょう。
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