ペ・ヨンジュンさん主演の「太王四神記」を観ていると、「高句麗」とか「百済」というようにかつて世界史の教科書に小さく取り上げられていた国の名前が登場してきます。
中国の歴代王朝などは西洋諸国やわが国の年代とあわせて憶えた記憶があります。
いまだに、殷、周、秦、漢、魏・・と呪文のようにいうことができます。
ところが、このドラマの時代の朝鮮半島がどうなっていたのか全く憶えていなくて、と言うより世界史を学ぶ上であまり重要視していなかったように思います。
試験にはローマ時代のアジアはどうなっていたかと問われるときは、エジプト、インド、中国そして日本はどうだったかという問題が多かったような気がします。
それで、あらためてドラマの時代背景が知りたくなって、娘の世界史の教科書や資料集を引っ張り出しながめました。
ドラマは史実には忠実ではないような声も聞きますが、時代の流れには即していると思いますので、私にとっては勉強になります。
冬ソナのペ・ヨンジュンさんによって、お隣の国韓国が身近に感じられ、生活習慣や文化、民族性にふれることができました。
冬ソナで韓国ドラマに惹きつけられた人たちは、その後、ハングル語を学んだり、慣れないパソコンでヨン様のHPをみたり、はては韓国まで足を伸ばしたりとその行動力はすごいものです。
そして太王四神記では、高句麗建国前後の朝鮮半島の様子や韓国の神話にも触れることができます。
何よりも、平坦な日常生活を送っている私のような中高年女性に楽しみとともに、消えかかっている向上心を刺激してくれることが彼の1つの功績だと思います。
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