子ども同士のケンカで反撃に窮した時のひと言に「おまえの母ちゃんでべそ~」というのがあります。
ふと、どうしてあれは「おまえの父ちゃんでべそ~」ではないのか考えてみました。
あの言葉は圧倒的に男の子同士の言い争いの果てに使われることが多いのではないかと思われます。
男の子にとっての聖地はまさに母親の懐だと私は考えます。女の子もやはり母親は大好きな存在だと思いますが、男の子にはまた特別な思いがあるような気がしてなりません。
わが家は女2人なので今イチ母親の男の子に対する特別な感情は分かりませんが、義母や実家の母、友達から「男の子は本当に優しいし、可愛いのよ。」という言葉を幾度も聞いたことがあります。
そんな母親の愛情をいっしんに浴びて育った彼らにとっては、大切な母親のおへそを侮辱されることは大変なダメージを受けるのではないかと考えられます。
もしも「父ちゃん」ならどうでしょう?
かつての父親は強く、威厳があり、つまらない口喧嘩の果てに登場させるには恐れ多くて採用されなかったのでしょうか。
反撃には父ちゃんより母ちゃんのおへそを悪く言うほうが効果的だと考えたのでしょう。
いずれにせよ「おまえの母ちゃんでべそ~」とトドメのつもりのひと言を放ったほうが不利な状況にあるのではないかと考えます。
こんなヒマ人なことを考えているのは自分だけかなと思いましたが、意外に「おまえの母ちゃんでべそ」と検索してみるといろんなところでいろんな分析がなされていました。
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