今回のシンガポール旅行3日目にはマレーシアのジョホールバールに行きました。
地図を見てもわかるようにシンガポールとマレーシア最南端の街ジョホールバールは違う国でありながらとても近いのです。
陸続きで行くことができるのですが、やはり国が違うのでパスポートがいります。
シンガポールという国は、自分の国で自給できるものは何もなく、マレーシアからたくさんの農作物を輸入しているらしいのです。
水ですらマレーシアから買っているそうです。
シンガポールのガイドさん曰く、汚れた水を2本のパイプを渡して買って、きれいな水にして1本のパイプでマレーシアに売っていると言っていました。
シンガポールからジョホールバールに入った途端、景色が一変しました。
街の様子も住居の様子も発展途上という印象をうけました。
始めに見学したマレー人の高床式の家で、現地の踊りを見ました。
民族衣装を着た男女が古くからの踊りを披露してくれました。
高床式の住居です。居間に王様とお后様の写真が飾られていました。どの部屋も質素です。1室ですずの工芸品の実演と販売をしていました。
隣の家の様子です。
マレーシアはイスラム教の国で、イスラム教の寺院も多いそうなのですが、ここジョホールバールのスルタン・アブ・バカール・モスクも最も美しいモスクの1つだそうです。
シンガポールに比べるとマレーシアはガソリンが安いので、ガソリンをカラにしてマレーシアに渡り、満タンにして帰ってくることがないように、国境を越えるときの最低ガソリンの量が決められているそうです。
国境近くになると、車とガソリンの量を表す標識があちこちで見られました。
シンガポール政府はこういうところまで監視の目を光らせています。
シンガポールの労働賃金に比べ、マレーシアは非常に低く、マレーシアから毎朝、たくさんの労働者が税関を通り、バイクに乗ってシンガポールにやってきます。
マレーシアの富裕層の子弟は、高い教育水準を求め、毎朝シンガポールの学校に登校しているそうです。ガイドの人は、「小学校校からすでに留学しているんです。」と教えてくれました。
それぞれのお国事情ってあるものなんですね。
後記
先程、Wikipediaで知ったのですが、1998年FIFAワールドカップに向けた最終予選で、日本代表がイランチームを打ち破り、初の本大会出場を決めたのは、このジョホールバールのラーキンスタジアムだそうです。
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