2007年9月26日水曜日

マレーシア ジョホールバール

今回のシンガポール旅行3日目にはマレーシアのジョホールバールに行きました。



地図を見てもわかるようにシンガポールとマレーシア最南端の街ジョホールバールは違う国でありながらとても近いのです。

陸続きで行くことができるのですが、やはり国が違うのでパスポートがいります。

シンガポールという国は、自分の国で自給できるものは何もなく、マレーシアからたくさんの農作物を輸入しているらしいのです。

水ですらマレーシアから買っているそうです。

シンガポールのガイドさん曰く、汚れた水を2本のパイプを渡して買って、きれいな水にして1本のパイプでマレーシアに売っていると言っていました。

シンガポールからジョホールバールに入った途端、景色が一変しました。

街の様子も住居の様子も発展途上という印象をうけました。

始めに見学したマレー人の高床式の家で、現地の踊りを見ました。

 

民族衣装を着た男女が古くからの踊りを披露してくれました。

 

高床式の住居です。居間に王様とお后様の写真が飾られていました。どの部屋も質素です。1室ですずの工芸品の実演と販売をしていました。

 

隣の家の様子です。

 

マレーシアはイスラム教の国で、イスラム教の寺院も多いそうなのですが、ここジョホールバールのスルタン・アブ・バカール・モスクも最も美しいモスクの1つだそうです。

シンガポールに比べるとマレーシアはガソリンが安いので、ガソリンをカラにしてマレーシアに渡り、満タンにして帰ってくることがないように、国境を越えるときの最低ガソリンの量が決められているそうです。

国境近くになると、車とガソリンの量を表す標識があちこちで見られました。

シンガポール政府はこういうところまで監視の目を光らせています。

シンガポールの労働賃金に比べ、マレーシアは非常に低く、マレーシアから毎朝、たくさんの労働者が税関を通り、バイクに乗ってシンガポールにやってきます。

マレーシアの富裕層の子弟は、高い教育水準を求め、毎朝シンガポールの学校に登校しているそうです。ガイドの人は、「小学校校からすでに留学しているんです。」と教えてくれました。

それぞれのお国事情ってあるものなんですね。

後記

先程、Wikipediaで知ったのですが、1998年FIFAワールドカップに向けた最終予選で、日本代表がイランチームを打ち破り、初の本大会出場を決めたのは、このジョホールバールのラーキンスタジアムだそうです。

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