2007年9月22日土曜日

トライショー

 

シンガポール3日目の夜は、名物料理「チリクラブ」などのローカルフードを食べた後、「トライショー」に乗ってシンガポールの夜の街を楽しみました。

トライショーとは自転車にサイドカーを取り付けた乗り物です。

現地ガイドの人から「インド人街」「チャイナタウン」「怪しいストリート」「アラブ街」などのコースを走ることを事前に教えてもらいました。

あいにく雨が強く降り始めたので、もしかしたら中止になるかもといった状況だったので、雨よけビニールの幌をかけて出発したときは嬉しくてワクワクしました。

1人に1台ですから長女と一緒というわけにはいかず、1人で現地の言葉しか話せないおじさんと夜の街に繰り出すわけです。

私の自転車のおじさんは、おじさんというより老人にみえました。

20台程のトライショーが大きな通りを列をなして走って行き、脇には車が普通に走っています。

雨に打たれながら必死におじさんはこいでいるのですが、徐々に後尾に追いやられていきます。

 

インド人街です。休日だったのでたくさんのインド人が歩いています。車に乗っていても恐怖感に襲われました。とにかく大柄で目をギョロリと見開いてこちらを見るのです。おじさんは知っている数個の日本語の1つ「インド人街」と叫びます。

次に「チャイナタウン」と叫び、そして「おかまストリート」と叫びました。

薄暗い通りにいくつもの飲み屋や怪しげな店が立ち並び、よく見ると上半身むきだしの女性かと見まがう男性が立っていてビックリしました。

 

アラブストリートです。アラブ人は断食月間で食べ物を口にしないので、通りもひっそりしていました。

帰国日にこの通りにきてみたら、「サルタンモスク」というイスラム教のりっぱなモスクを見つけました。

お洒落な洋服屋さんや雑貨店、生地を売っているお店が並び、長女は気に入った服を2点買い求めました。

 

この写真は長女が乗った車のおじさんが写真スポットだと言って立ち止まってくれたそうです。

生活の匂いが感じられる通りを間近で見ることができました。晴れた日に幌なしでドライブできたらもっと楽しかったと思います。

シンガポールはただ単に綺麗な街ではなく、多種多彩な宗教、文化が息づいていることがわかります。

ちなみに人口の77%が中国人、14%がマレー人、8%がインド人、1%がユーラシア人と他民族だそうです。従って言語も宗教も多様なわけです。

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