無花果の森がいよいよ大詰めに入ってきました。
主人公泉と週刊誌の記者鉄治との関係が発覚してしまいました。
結局、泉も鉄治もお互いの身の上から始まって二人の関係をそれぞれの雇い主に正直に話すハメになってしまいました。
世間に知られないようにと身を潜めて生きている二人にとっては、月並みな恋愛感情は破滅の道の一歩なのかもしれません。
鉄治の曰くありげな過去を丸ごと引き受けているサクラですから、もしかしたら泉のとのことも一通り事情を聞いたら特に問題にしないかもしれません。
映画好きなサクラは、泉の夫である映画監督新谷のこともよく知っていて、彼の作品には好意的のようです。
暴力的な一面があるからこそいい作品を作れると思っている様子も伺えます。
いい作品を作るためには家庭内でのヒステッリクな面も致し方がないと考えたら泉には大ピンチです。
八重子と違ってサクラにとっては才能のある男性こそが魅力的なわけです。
サクラ自身、男性でありながら女性として生きているので、才能があってどこか普通ではない人間に興味があるのかもしれません。
どうなっていくのかまだまだ先が読めません。
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