2007年6月7日木曜日

竹内まりあさん

5月17日のブログで中村雅俊さんのことを書きました。

「50も半ば過ぎると人生のレスト(残り)がわかる」と中村さんは言っていました。

それからまもなく日経の夕刊に竹内まりあさんが取り上げられていました。6年振りに新作をだした彼女の言葉が載せてありました。

彼女はもともとメッセージソングは好きではなかったそうです。

今回は今までより私的な人生観を歌にしたらしく、その心情が次のように書かれていました。

「50代に入って人生が違って見えてきました。還暦まで数年。70歳も80歳もすぐそこだと想像しうる。これまではいつまで歌っているんだろうとか、考えたこともなかった。それがある時、満開の桜を見て、「あと何回みるのかしら」と感じたんです。そこから歌が生まれました。」


この記事を目にする前にテレビで彼女の新曲「人生の扉」を聴いて、心にしみわたる良い曲だと思っていましたが、記事を読んで彼女の思いが理解できました。

この曲は年を重ねていくことの素晴らしさが表現されています。

中村雅俊さん、竹内まりあさんともに人生のレストを意識したところから、再びやりたい事に向かって進んでおられるようです。

羽田健太郎さんの訃報を聞いて、2人のミュージシャンのことが思い出されました。

多分、羽田さんもこの2人と同じような思いで音楽活動をされていたことでしょう。

まだまだ若いのに残念でなりません。


年を重ねていくと、同世代の人の生き方がとても気になります。

パワフルに活躍している人の姿を見ると、「まだまだ私たちは若い!」と気持ちが奮い立ちます。

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