2007年6月29日金曜日

マジカル・アイ

先週、長女、二女夫婦が来ていたときの話です。

ふと気がつくと5人全員がメガネをかけていることに誰かが気づきました。

夫以外は皆コンタクトレンズをしているのですが、何故かその時は全員メガネだったのです。

それで話題が視力の話になり、私が以前、夢中になっていた「マジカル・アイ」の話になりました。

それは一昨年前の話ですが、義母の入院していた病院に、車で1時間弱かけて通っていた頃の話です。

お見舞いをして帰るとき、決まって眠気が襲ってきました。

危ないので途中で買い物をしたり、本屋さんに立ち寄ったりしていました。

本屋さんで、「どんどん目がよくなるマジカル・アイ」という本を見つけました。

興味本位で買ってみたところ、見事にはまってしまいました。

本には、「1日3分、楽しみながら視力アップを図りましょう」と書いてあります。

「マジカル・アイ」には、「平行法」と「交差法」の2つの見方があります。

近視の人は、「平行法」で見るのですが、見えたときの感動は「おおっ~」という感じです。

こんな感じの絵をぼんやり見ていると、絵の中に字が見えたり、立体的な図形が見えてくるのです。

この「おおっ~」といった感動がクセになり、1日3分どころか暇さえあれば、本を眺めていました。

何週間かすると裸眼なのにコンタクトをしていたのかと錯覚するほど遠くが見えてきたのです。

娘たちのお迎えに行くのにメガネをかけていると勘違いし、裸眼で運転していたこともありました。

目の調子が悪く眼科へ行ったときも、検眼の先生に「近視の手術をされましたか?」と聞かれたりしました。

0.1だった視力が0.6になっていました。

それと同時に近くはますます見えにくくなったり、私の目は混乱状態に陥っていきました。

嬉しいと思ったのは束の間で、どうやって生活したらいいのかわからなくなり、「マジカル・アイ」を封印することにしました。

それが先週、1年ぶりに話題にのぼり、夫や二女の彼の興味をよび、かわるがわるに「マジカル・アイ」を試すことになりました。

なかでも熱心だったのは、二女の彼で、わが家に滞在中よく試していました。

それで1冊進呈しました。

あれからなにか変化はあったのか気になるところです。

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