朝から晴天に恵まれたこの日は、まず「海のみえる丘公園」へ向かいました。
丘からはベイブリッジやみなとみらいが一望でき、素晴らしい眺めでした。公園内にあるローズガーデンの薔薇も見事に咲きほころびたくさんの人が訪れていました。
出発前に山手西洋館のお勧め見学コースを下調べしていたのですが、坂道を母が歩くのはきついので、ここは欲張らず「海の見える丘公園」だけにしました。
妹と姪は外国人墓地にもでかけ、その間、私は母の写真を撮ったり、おしゃべりをして待っていました。
合流した後、公園内にあるアメリカ人の邸宅だったという山手111番館で紅茶を飲みながら少し休憩をとりました。
大正15年に建ったその洋館は当時はとてもハイカラな建物として日本人の目に映ったと思われます。
館の周りにも美しい薔薇が植えられており、港、丘、赤い屋根の西洋館、薔薇などの単語を並べるだけでも異国情緒にあふれています。
休憩後、再び中華街へ行き、フカヒレ中華まんやごま団子、天津栗などを味わいながらぶらぶらしました。
気がつくともう新幹線に乗る時間が近づいており、一同は慌ててお土産のシューマイやお菓子を買い求め駅に向かいました。
名古屋駅に着くと今度は長女と待ち合わせ、撮った写真をみせたり、旅行の話をしたり、母は孫用に買ったシューマイ弁当を渡したりしていました。
旅の終わりは何だか名残惜しく、真っ直ぐ帰る気にはならないのです。
家では夫がご自慢のカレーを作って待っていてくれました。
母の世代では遊んできた家族のために夫が食事の用意をしていてくれるなんて考えられないらしく、とても恐縮しながら「美味しい」を連発しつつ食べていました。
いい「母の日プレゼント」ができ、良かったです。
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