2007年4月30日月曜日

クィーン



映画「クィーン」を観てきました。

1997年8月31日、ダイアナ元妃の突然の事故死。

英国民に人気のあったダイアナ元妃の悲劇は、世界中に報じられ、私も驚きとショックを受けました。
日本にも訪れ、晩餐会に出席したときのピンク色の素敵なドレス姿は、日本女性の視線も釘付けにしたような記憶があります。

そのダイアナ元妃がフランスで事故死したとの知らせを受けた英王室の対応ぶりや当時就任したばかりのブレア首相の様子が事細かに描かれています。

エリザベス女王は、民間人となったダイアナに、コメントをだす必要がないと判断するのですが、国民に絶大な人気のある彼女の死を無視することは、国民を無視するのと同じだとブレア首相から進言されて苦悩します。

ヘレン・ミレン演じるエリザベス女王は、本物そっくりで、女王の品格ある美しさを見事に演じていました。

ブレア首相役の俳優さんも感じがそっくりでした。

映画の中で、何度も実際の映像が流れました。

在りし日のダイアナがパパラッチに追われている映像、離婚後、カリブ海でヨットで戯れるダイアナと恋人、チャールズの不倫相手など、今更ながらにダイアナ元妃の置かれていた窮屈な立場に胸が痛みました。

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