2007年4月12日木曜日

給食

今朝のニュースで義務教育の給食費滞納問題に対して、宇都宮市の措置が取り上げられていました。
宇都宮市教育委員会は、今年度から市立小、中学校に通う児童、生徒の保護者全員に「給食費納入確約書」の提出を求めるそうです。
支払いが滞った場合に備え、連帯保証人の欄の記入も求められているそうです。

この措置に対して、一部の保護者から市に対して「きちんと払っているにのに保証人まで必要なのか」と苦情が寄せられているらしいのですが、苦情をいう相手が違うと思います。

このような措置をとらざるえない状況を作ってしまった相手に対してこそ怒りをぶつけなければならないと思います。

専門家が知恵を出し合って議論がなされているとは思いますが、給食を希望者だけに配るという案は選択肢にはないのでしょうか。

給食費を払いたくない保護者は、わが子にお弁当を持参させればいいわけです。

主婦ならお弁当を毎日準備する大変さはよくわかります。
安くて、栄養のバランスが良くて、美味しくて、こんないい条件の給食を断る手はないと思うのです。

自分の子どもの発育に関わってくる食事を、周囲に迷惑をかけて、与えてもらっていることを滞納している保護者は恥じてほしいものです。

子どもにとって生まれてきて最初に出会う教育者は親なのですから、その親が「悪い見本」を示すのは子の将来にどんな影響を及ぼすのか一目瞭然ですね。

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