今日の日経新聞の夕刊の記事「あすへの話題」は、バイオリニスト千住真理子さんのコラム「唐揚げ」でした。
「唐揚げ食べたい?」。母の口癖を次兄が言った。お料理自慢の明兄だ。初夏に亡くなった母の懐かしい味を再現してくれた。
母の唐揚げは味が濃く付いていて香ばしかった。鶏もも肉の脂身を取り除き、日本酒、醤油(しょうゆ)、すったニンニクで下味をつける。片栗粉は特別な粒々の唐揚げ用のものだ。低めの油で揚げいったん取り出し、次に高めの油でもう一度揚げる。回りの片栗粉がカリカリッと、食欲が増す。
亡くなられたお母さんは、日本とニューヨークを行き来する息子さんにも「機内で食べて」と持たせてあげておられたようです。
この記事を読んで初めて粒々の片栗粉があることを知りました。
「唐揚げ 粒々の片栗粉」と検索してみると出てきました。
購入された方のレビューを読んでみると、「唐揚げに使ったら、驚くほどカリッと揚がった」とか「サクサクの衣になって、もう他の片栗粉では唐揚げができない」といった感激の声が紹介されていました。
千住真理子さんのお母さんの唐揚げも粒々片栗粉でかりっと揚がり、冷めても美味しい仕上がりだったのでしょう。
早速、買ってみたくなりました。
話は変わりますが、先日デパートでパン粉を買いました。パン粉のコーナーには、スーパーで売っているパン粉の2倍の料金のものとそれ以上のものしかありませんでした。
仕方なく2倍の物を買ったのですが、それは「油を吸わないパン粉」と書かれていました。
健康を考慮するならそれがいいに決まっていますが、わが家はどちらかと言えば揚げ物をする回数が多く、どう考えても毎回その高級パン粉を使う気にはなれません。
こだわりの粒々片栗粉や油を吸わないパン粉などの威力を知ってしまうと元には戻れなくなりそうです。
たまに使ってみる程度にしておくことにします。
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