今日の日経新聞の夕刊のコラム「あすへの話題」に内舘牧子さんの文が掲載されていました。
タイトルは「叩き込まれた言葉」です。
内舘さんには、破格の努力家の女友達がいて、やると決めたら徹底的に努力し、モノにする人だそうです。
彼女は物心ついた頃から、親に「努力の上に花が咲く」と叩き込まれて育ったとのことです。
内舘さんはそのことに興味を持ち、周りの人に「親から叩き込まれた言葉」を年代別に聞いてみたそうです。
80代、70代、60代と「働かざる者食うべからず」に代表されるきびしい言葉をあげ、50代、40代は「挨拶」などのマナー系が目立ったそうです。
そして30代、20代の若い親は「ナンバーワンよりオンリーワン」、「みんな平等、みんな仲良し」などが多く、一番多かったのは「自然体で生きよ」だったそうです。
内舘さんは高齢者世代の人生を考えると何だか腹が立つと締めくくられています。
子どもにとって親が一番よく接する大人ですから、大人代表の親から言われる言葉に大きな影響を受けることは確実だと思います。
内舘さんの腹ただしさが何となくわかるような気がします。
一人一人の子どもたちが将来の日本を背負ってたつわけです。
「ありのままのきみでいいよ。」なんて言葉を叩き込んでほしくないですね。
私が親によく言われた言葉は、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」でした。
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