連休も今日で終わり、また明日からそれぞれの生活が始まろうとしています。
先週からやってきた娘も午前中に帰っていきました。
待っている時は楽しみですが、いざ帰るときには寂しさが募ります。
かつて実家の両親がわが家に遊びにきて帰るときに父がつぶやいた言葉を忘れることができません。
両親は大抵2泊3日の滞在をしていました。
帰る日の前日に私が「もう1泊していけばいいのに。」と言うと、母はその気になるのですが、父は「いつまでいてもいっしょだから。」と言いながら翌日帰っていきました。
あと1日だけと延ばしてもずっと一緒に暮らせるわけではなく、別れの寂しさが必ずあることを知っていたのでしょう。
あのときの父の言葉が今はよくわかります。
それぞれが自分の場所で生きていかなければなりません。
家族として一緒に暮らしていた頃にはもう戻ることはできないと思うと寂しさがこみ上げてきます。
父にはこの風景がよく似合いました。
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