フランス最終日の午前中は、太陽王と呼ばれたルイ14世が建造したベルサイユ宮殿の観光でした。
旅行出発前にBSでルイ14世の波乱に満ちた半生と絶対王政盛衰の物語を見ました。
このベルサイユ宮殿建造にあたって、ルイ14世がいかに多くの無理難題を要求したのかがわかり、それを実際に目にすることができると思うと期待が高まりました。
まずは庭園からでした。この自慢の庭園を広く民衆にも公開し、そのために庭園の見方を教える「王の庭園鑑賞法」という案内本も出したそうです。
正面の門です。装飾の金が塗りかえられて金色に輝いています。
屋根のいたるところに彫刻が飾られています。
有名な「鏡の間」です。黄金がふんだんに使われて豪華絢爛です。
左側に張り巡らされた大きな鏡が庭園から差し込む光を反射するように設計されたそうです。
この鏡の間をみれば莫大な費用が宮殿建設に投じられたかが推測されます。
後を継いだルイ16世の頃には慢性的な財政難にみまわれ、フランス革命の遠因になったと言われているそうです。
王の寝室です。目が眩みそうです。
王妃の寝室です。 左側の家具はマリーアントワネットの宝石箱です。 宝石箱の右の扉が民衆が宮殿に押し寄せたとき、王の寝室へと逃げた扉で現在も明け放れたままにしてありました。
王の寝室からみる庭園の眺めです。 朝日が昇ると湖面が鏡のように輝き、ルイ14世はその朝日を浴びて起床することを好んだそうです。
贅をつくしたベルサイユ宮殿があまりにもすごすぎて、どんな日常生活が繰り広げられていたのか想像ができません。
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