日経新聞の夕刊に「歯の銀行 食感も預かる」という見出しの記事がありました。
親知らずや歯並び矯正で抜いた健康な歯を、将来の移植治療に備えて「歯の銀行」で預かってくれるらしいのです。
夢のような話ですが、すでに2005年から始められているようなのです。
歯は冷凍保存されるらしく、1本約13万円で20年間、追加4万円で最長40年まで預けられるそうです。
医学はどこまで発達するのでしょう。
現在では入れ歯は珍しくありませんが、大昔の人たちからみれば抜けてしまった歯の代用になる人工的なものの出現は想像できなかったことでしょう。
私は病院のお世話になることはあまりないのですが、歯医者さんだけにはよく行きます。
痛い歯の治療だけでは済まされず、口全体をチェックされ、急を要しない歯まで治療されます。
これから先のことを考えると憂鬱になったりします。
あの若い頃、立て続けに抜いた親知らずが惜しくてたまりません。
そんな「歯の銀行」があれば、いつかきっと役にたったことと思われます。
記事の締めくくりに、
老後も食生活を楽しむために、備えるべきはお金だけではなさそうだ。
と書かれています。
老後の生活もまた格差社会なのですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿