2009年6月22日月曜日

シエラレオネ共和国

今日の「とくダネ!」で西アフリカのシエラレオネ共和国が取り上げられていました。

初めて聞く国の名前でした。

「世界の最貧国」「5才未満の子どもの死亡率が世界一高い国」と紹介されていました。

キャスター中野美奈子さんがしばらく画面から消えていた頃がありましたが、この取材のためだったようです。



この国は10年もの間、内紛が続き今日のような貧困状態に陥ったそうです。

映し出される街の様子は汚れて不衛生です。

ゴミや汚物とともに生活している様子が見てとれます。

「安全な水」を入手できるのは国民の半分といった状況だそうです。

わが国では100年に一度の大不況と言われ深刻な状態にあると誰もが思っていますが、シエラレオネの貧困さに比べれば切実さの度合いが全く違うように思えてきました。

最近、金美齢さんの「鬼かあちゃんのすすめ」を読んだのですが、金さんは、

世界広しといえども、日本の子どもほど甘やかされている子どもはいない。それなのに彼らはもっとたくさんの物、もっと大きな自由を求めて、全身欲求不満の塊となっている。世界の子どもの大多数は貧困と悲惨の中で懸命に生きている。自由だ、人権だという次元の話ではない。
と書かれています。

シエラレオネの現実を見ると金さんが言われている通りだと思いました。

自分たちの置かれている環境がいかに恵まれたものであるかを痛感しました。

シエラレオネのやせ細った子どもたちを見ると、メタボ対策とかダイエットとかに躍起になっているわが国はこれでいいのかなと思ってしまいました。

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