連日の夏を思わせる天候のせいで、すっかり半袖で過ごしていましたが、さすがに今日は肌寒くトレーナーを引っ張り出してきました。
小椋佳さんを初めて知ったのは大学に入学した頃でした。
「雨」というアルバムに「春の雨はやさしいはずなのに」が入っていたと思います。
小椋さんの歌詞は詩的で美しく、心に染み渡りました。
タイトルでさえ文学的で感動を覚えます。
「少しは私に愛を下さい」「雨だれの唄」「しおさいの唄」「白い浜辺に」「想い出して下さい」「うす紅いろの」などどれも詩の一節のようです。
「雨」の中で1曲だけ小椋さんではなく素人っぽい女性が歌う「小さなハツカネズミは私です」という歌がありました。
歌詞は、
今日があって 明日があって
私には あなたがいて
音がない 雨がふります
寂しくなんかないんです
こんな歌詞だったように記憶しています。
素人っぽい歌い方が新鮮で、恋に悩む女の子を表現していました。
確か可愛らしいセリフがあったような・・・。
小椋さんの歌には雨を題材にしたものが多く、雨の日もなかなかいいかもと思わせてくれたのは小椋桂さんと言っても過言ではない気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿