石原裕次郎さんからザ・ピーナッツ、百恵ちゃん、キャンディーズなど時代順というわけではなく、昭和の歌が流れたり去年のヒット曲が流れたりするのでその場を離れるわけにはいかず、ついつい見てしまいました。
たくさんの懐かしい歌の中で、島倉千代子さんの昭和32年の歌「東京だよ おっ母さん」を聴き、実家の母との東京旅行を思い出しました。
この歌が流行った頃は私はまだ小さかったのですが、島倉千代子さんの代表曲として歌い続けられて私も何となく知っていました。
実家の父が亡くなった翌年から母の日のプレゼントとして私と妹が母を1泊旅行に連れていきました。
何回目かの旅行で東京に行くことになり、母のたっての希望で皇居を訪れました。
あいにくの雨模様の日でしたが、母の夢を叶えてあげられたことを嬉しく思いながら歩きました。
ひさしぶりに手をひいて
親子で歩けるうれしさに
小さい頃がうかんできますよ
おっ母さん ここが ここが 二重橋
記念の写真をとりましょうね
私たちもまた二重橋の前で記念写真を撮りました。
母の年代の人たちは皇室や皇居に特別の感情をもっているような気がします。
母が皇居にこだわるのは、ある理由があります。
母がまだ若かった頃、婦人会で皇居勤労奉仕にでかけることがあったらしく、母も希望したらしいのですが諸事情で叶わなかったらしいのです。
何十年の時を経て、娘たちと念願の地を訪れることができ満足したようでした。
母もこの番組を見ていたら、あの東京旅行のことを思い出しているにちがいありません。
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